2018年 12月 の投稿一覧

恋愛は邪魔じゃない!恋と受験をうまく両立して合格した方法【東大生直伝】

恋愛と受験の両立方法
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うまく恋愛と勉強を両立して合格する方法はこれだ!

ダメと言われる理由は多くの受験生が間違った付き合い方をしてしまうから

みなさん、こんにちは。東ふく郎です。

 

もしかしてあなたはこんなお悩みを持っていないでしょうか?

 

  • 受験生で恋愛ってしていいのかな…
  • 勉強に集中するためには別れるか距離を置く必要があるのかな…
  • 恋愛と勉強を両立することってできるのかな…
  • 両立できるならその方法が知りたいな…

 

結論からズバッと言いましょう。

実は、

 

受験において恋愛は邪魔なものでもなんでもない!

むしろうまく両立すれば恋愛はした方がいい!

 

のです!

恋愛は邪魔じゃない

え、まじかよ、本当かよ、と思った方。

 

彼女がいながら東大に現役合格した僕が絶対に保証します!

 

 

あ、ちなみに「天才だからだろ?」と思った方。

ずっと公立で私立の名門校の特別な教育もなく、さらにはずっとD判定のまま高校3年生の受験時代を過ごしたのが私です。

D判定をもらっているのにおよそ天才とは言えないでしょう笑

 

しかし、みなさんはまだ信じきれていないと思います。

それは、一般的にこう恋愛がこう思われているからでしょう。

 

  • 恋愛は受験に邪魔だ
  • 勉強に集中するためには彼氏彼女と会っている場合ではない
  • 恋愛なんかしていたら受験に落ちる

 

まあ実はこれ、「部分的には」正しいんです。

なぜ「部分的には」と言ったかというと、

多くの人が間違った恋愛で受験に失敗しているだけで

正しい方法で恋人と付き合えば受験に失敗することなんてない

からです。

 

ただ、本当に多くの中高生が間違った付き合いかたをしてしまって受験に落ちてしまっているため、

  • 恋愛は受験に邪魔だ
  • 勉強に集中するためには彼氏彼女と会っている場合ではない
  • 恋愛なんかしていたら受験に落ちる

と言われてしまっているのは事実でしょう。

でも、逆に受験生に合ったちゃんとした恋愛をすれば、別れる必要も距離を置く必要もないのです。

 

では、そのやってはいけない付き合いかたとは何なのか。

その上で、うまく勉強と恋愛を両立するにはどうすればいいのか。

 

その全てを徹底的に明かしていきます!

 

恋愛少女

両立するためにやってはいけないこと

その1:会う回数が多すぎor少なすぎ

まあ、会う回数が多すぎなのはどう考えても勉強時間が削られるからダメですよね。

 

でも実は、会う回数が少なすぎるのも問題があるのです。

 

好きな彼女や彼氏とは受験期というのは頭にあっても、やっぱり感情的には会いたいものです。

そこで我慢しすぎて、勉強を無理やりしようと思ってもなんだかんだで逆に効率が下がったりします

 

彼女or彼氏は今何しているかなーとか考えてしまうのですね。

これでは勉強に集中できません。

 

なので、適宜会うようにしましょう。

 

一番理想的なのは、一緒に下校することです。

基本平日なら毎日会えるし、でも時間もそんなに取られないためおすすめです。

 

もし何らかの事情で一緒に下校ができないなら、10分など時間を決めて夜に電話するのもおすすめです。

 

下校

 

その2:受験だからといって勉強ばかりしてしまう

これも意外に思った人も多いと思います。

 

「受験生なら勉強だけしていろ!」と思われがちですが、実は成功している受験生は「息抜きの方法」が上手だから合格していることが多いです。

 

東大生でも毎日10時間も勉強している人は非常に少なく、みんなどこかで息抜きしています。

うまく息抜きできるから、勉強している間は効率がいい状態でできるのですね。

逆に、息抜きもせずに無理やりずっと勉強している人は一生効率悪い勉強しかできないので落ちるでしょう。

 

なんだかんだずっと勉強している人はいないのです。

(むしろ頭のいい人はずっと勉強しない、というのが正しいかもしれません)

 

そして、彼女or彼氏がいる人はこの「息抜きの方法」でかなり周りと差をつけられます。

 

そもそも息抜きというのは、後々の勉強を頑張るために取るものです。

 

彼女or彼氏と会えば、「勉強も頑張ろう」と思えますね。

 

つまり、だらだらやる気でない受験生よりも、彼女or彼氏とデートすることで「勉強頑張ろう」としっかりメリハリつけられる恋人持ち受験生の方が有利だと言えます。

 

その3:彼女or彼氏と一緒に勉強

これも一般的には多くの受験生が良いと思ってしてしまっていることでしょう。

でも、実はこれは両立するためにやってはいけないことなのです。

 

一緒に勉強するということは、隣に当然彼女or彼氏がいる状態になります。

 

さて、自分の最高の集中状態を出せるでしょうか?

 

出せるわけありません。

集中なんてできるわけないのです。

 

それなら、一緒に勉強するよりもそれぞれでしっかり集中して勉強して、そのあとに会うのがメリハリもついていていいのです。

 

勉強は勉強、恋人は恋人できっちり分けずに混ぜてしまうとどっちも中途半端で終わってしまうのです。

 

勉強は集中できずに中途半端、隣にいるだけだから会い足りなくなる。

 

そんなことになる「一緒に勉強」は今すぐやめましょう。

 

 

正しく付き合ってもこういう恋愛はきつい

その1:付き合っていないor付き合って間もない

付き合っていなかったり、付き合って間もない彼女or彼氏との恋愛は正直なところ受験生にはきついです。

 

付き合っていない場合はそもそも会うことができないので両立するためにやってはいけないことその1の「会うのが少なすぎる」に当てはまってしまいます。

彼女or彼氏は自分のことをどう思っているかな?と悶々としてしまうのですね。

 

付き合っている場合でもまもない場合は、逆に会いたすぎて「会う回数が多くなってしまう」という状態に陥ってしまいます。

そりゃ付き合いたての一番熱い時期ですから仕方ないのですが、受験生には少々厳しいでしょう。

 

 

その2:恋愛にドキドキしか求めていない

恋愛ですから多少のドキドキは求めても大丈夫ですが、あくまで受験生として付き合っていくのに大事な要素は「安心感」です。

 

彼女or彼氏といると安心する、という関係でないと勉強に手がつかなくなる恐れがあります。

 

感情的にドキドキしたすぎて会う回数が多くなりすぎたり、一緒にいないときは「自分のことどう思っているかな…」と悶々としすぎることが問題です。

 

あくまで、「安心感」が中心である恋愛をしましょう。

 

安心感

 

その3:彼女or彼氏に本気でない

意外かもですが、実は本気でない場合も受験には悪影響を与えるのです。

 

本気でないと、恋人にあっても「この子のために頑張ろう」と思わないですし、ただただ無駄な時間を過ごすだけになります。

 

本気で好きで、それで「一緒に大学行くために勉強頑張ろう」と思える相手じゃないとダメなのです。

 

あくまで、だらだらやる気でない受験生よりも、彼女or彼氏とデートすることで「勉強頑張ろう」としっかりメリハリつけられる恋人持ち受験生が強いのであって、そもそも恋人の存在で勉強のモチベーションが上がらなければ恋愛は邪魔でしかありません。

 

 

まとめ:受験生でも正しく付き合えば恋愛していい

せっかく好きになって付き合った彼女や彼氏と受験で別れるのは正直寂しいものです。

 

なので、のちのち「彼女or彼氏のせいで受験に落ちた」とならないように、受験生に合うかたちで恋愛と付き合っていきましょう。

 

正しい付き合いかたができたなら、恋愛は受験の「邪魔」になるどころか「味方」になってくれますよ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

またの記事でお会いしましょう!

 

 

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単語帳で全英単語を暗記した東大生の単語カードの使い方【大学受験】

効果の出る単語カードの使い方
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英単語の暗記は単語帳をステップ分けして使うべし!

みなさんこんにちは。東ふく郎です。

 

皆さんはこんなお悩みを持ってはいないでしょうか?

  • 単語帳の使い方がわからない…
  • 単語帳を使っているけど、実際に効果が出ない…
  • 単語帳って本当に暗記する上で効果的な方法なのかな…

よく受験生が疑問に思うことだと思います。

 

でもここでしっかり自信を持って言えるのが

 

英単語を暗記するなら使い方を間違わなければ単語帳が最適だ

 

ということです。

実際に僕は単語帳で英単語を暗記してセンター試験や東大入試に挑んでました。

 

しかし、ここでちょっと注意があります。

それは

 

使い方を間違わなければ

 

という部分です。

 

単語帳というのはとても効果的な勉強法なのですが、使い方を間違えてしまうと効果が全然出ないなんてことも起こってしまうのです。

 

ですので、ここでは実際に僕が試して効果が一番出た単語帳の使い方を徹底的に解説したいと思います!

 

それではどうぞ!

 

 

英単語の暗記はステップ分けするといい理由

ステップアップ

みなさんは暗記には段階があることを知っているでしょうか?

 

多くの人が、「暗記=知らない状態から覚える状態になること」と思っているでしょう。

 

しかし、実際は違うのです。

 

人間が何かを覚える時、「全く知らない状態→うろ覚え状態→完全に覚えた状態」というように3段階を経て記憶していきます。

(学術用語では「記銘→保持→再生(想起)」なんて難しく言います。気になる方は「記憶 段階」などでググると出てきますよ)

 

記憶の段階の図

記憶の段階

 

 

人間の脳みそというのはこの図の右側のように、一発で覚えている状態になれるほど賢くないのです。

 

みなさんも

  • あれ、あの人の名前なんだっけ…
  • 言われたら思い出せるのにな…
  • (解説を見て)ああ!そうだったそうだった!

っていう経験ありますよね?

 

これはまさに、2段階目の「うろ覚え状態」になっているのです。

 

もし2段階しかなかったら、「全く知らない状態」も「言われたら思い出せる状態」も「完璧に思い出せる状態」の分類ができませんから笑

 

そして、この脳みその仕組みをどのように暗記に生かしていくのか。

 

それは単純に、人間の記憶がこの3段階になっているので、この3段階の通りにステップ分けして単語帳を使えばいいのです!

だって、人間の記憶方法そのものに沿って記憶するわけですから、効果が出るのは当たり前なのです笑

 

記憶の3段階について分かっていただいた上で、この3段階に単語帳を分けるとはどういうことか解説していきます!

 

 

ステップ分けの方法

ステップ分けの方法

STEP1:全く知らない単語=初めて覚える単語

まず、最初に単語帳を3つ用意します。

そして、STEPごとに使うのは1つだけなので、2つはとりあえず何もせずに後々にとっておきます。

 

この最初のステップでは、一般的な単語帳の使い方とそこまで変わりません。

単純に、表に英単語を書いて、裏に日本語訳を書きます。

ちなみに、おすすめ単語数は100くらいですね。

多すぎても少なすぎても意味がないので。

 

STEP1はとりあえずこれで完成です。

STEP2に移っていきましょう。

 

 

STEP2:うろ覚えの単語=2〜3周した後に正解した単語

ここではまず、STEP1で作った単語帳を最低でも2〜3周しましょう。

そして、ここで2パターンに分けます。

 

  1. 2〜3周して正解できた(覚えられた)単語
  2. 2〜3周しても正解できなかった(覚えられなかった)単語

 

2〜3周して正解できた(覚えられた)単語に関しては、3つ用意した単語帳の2つ目「うろ覚え状態」にいれていきます。

 

そして、2〜3周しても正解できなかった(覚えられなかった)単語は正解できるまでSTEP1の単語帳のリングに入れておきますが、正解した時点でSTEP2の単語帳に入れていきましょう

 

そして、すべての単語がSTEP1のリングからSTEP2のリングに移った時点で次のステップに移ります

 

 

STEP3:完全に覚えた単語=1週間後にテストして覚えていた単語

さて、ここでどの単語も必ず一回は正解したことになります。

しかし、人間は完璧ではないので忘れていくことでしょう。

そこで、うろ覚え状態の単語を完全に定着させるテストみたいなものがこのステップになります。

 

だいたいでいいので、STEP2が終わった時点から1週間たったぐらいの時期にこのSTEP3に行動を移します。

 

STEP3ではまず1周STEP2のリングの単語をやりましょう。

 

そこで、

  1. 正解したら、STEP3のリング(完全に覚えた単語)に単語を移していきます
  2. もし正解しなかったら、STEP2のリングのまま移しません

という作業をします。

 

そして、STEP2の単語帳のリングにはまだ単語(STEP3で正解できなかった単語)が残っていると思うので、またSTEP2に戻ってやり直してください。

 

これを繰り返し、最終的にSTEP3にすべてのカードが移ったら(=うろ覚えカードが0になり、すべて完全に覚えた状態になったら)この暗記の3ステップは終わります

 

このようにステップを踏んでいくと人間の脳の仕組みにあった暗記ができるので、うろ覚え状態がなくなってかなり強く脳に定着するのです。

 

ちなみに、僕はこの方法で入試の暗記を突破することができました!

是非試してみてくださいね!

 

 

おすすめ単語帳(単語カード)

この単語カードは3つ入りで先頭のカードで色分けされているので、青がSTEP1、緑がSTEP2、赤がSTEP3というように分けられるのでおすすめです!

ちなみに枚数は65枚入っています。

 

この単語帳は、1つのリングにぴったり100枚入っているので、1STEP100単語という状態に一番適しています

1回で覚える単語が少ないor多いと効率が悪いですからね。

100単語くらいがちょうどいいのです。

 

 

 

まとめ:単語の暗記は人間の脳の仕組みと同じようにやるべし

どうだったでしょうか?

 

暗記に困っている方は是非、この3ステップ

 

全く知らない状態

うろ覚え状態

覚えた状態

 

というのにそって、単語帳を使ってみてください!

 

今までの暗記が劇的に変わること間違いなしですよ!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

 

関連記事:英語や暗記をもっと効率的に進めたい方へ

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【東大生直伝】数学の応用問題が面白いほど解けるようになる勉強法

数学の応用問題の勉強法
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数学の応用問題はたった1つのことを意識して勉強すればいい

 

みなさんこんにちは。東ふく郎です。

 

みなさんは、こんな経験をお持ちではないでしょうか?

 

  • 数学分からない…
  • 数学なんて嫌いだ…
  • 応用問題なんて解ける気がしない…

 

実は筆者である僕も、最初はこんな風に悩んでいました。

なんとか頑張れば教科書にある問題くらいは解けるけど、定期テストの最後の方に出題される応用問題とか模試や入試の問題となるとほとんど正解なんてできませんでした。

 

でも、実は数学の応用問題はたった1つの「あること」を意識すればどんな問題でも解けるようになるのです!

 

僕はそれに気づいてからは定期テストや模試の問題はもちろん、あの東大の数学まで解けるようになりました。

 

数学の応用問題なんて、どんなものでも実は「ある1つの能力」しか求めてこないのです。

 

では、さっきからしつこいほど言っている「ある1つのこと」とは何か。

今回はそれを徹底的に解説してきます!

分かりやすいようにSTEP分けしたので上から順々に読んでくれると理解が早くなると思います。

 

それでは、どうぞ!

 

 

STEP1:数学の応用問題が求めてくる能力は何かを知ろう!

試験問題が求めてくる能力

まず、敵を倒す(=数学の応用問題を解く)ためには敵を知る(=何を求めてくるのかを知る)必要があります。

 

そしてこれが、さっきから言っている「あるたった1つのこと」に繋がってきます。

 

では、一体「数学の応用問題が求めてくるあるたった1つの能力」とは何なのか。

 

それは

 

公式や解法がいつ使えるか理解しているか?

 

ということだけなのです。

 

これだけだと分かりにくいと思うので、具体的に例を挙げます。

今回は分かりやすいように、よくある小学校の算数を取り上げようと思います。

 

小学校の算数?と思った方もいると思いますが、実は小学数学の問題集に書いてある応用問題にとてつもなく大事なヒントが隠されているのです!

 

さて、ちょっと昔の記憶を思い出してください。

中学生の方は3年くらい前、高校生の方は6年くらい前のことですかね。

 

小学生の問題集でよくこんなのを見ないでしょうか?

 

小学校の数学の問題

 

こんな感じのですね。

1で計算問題をやって、2で応用問題を解く、という構成ですね。

 

ここに何のヒントがあるのでしょうか?

 

実はこれ

  1. 基本問題:掛け算の「計算方法」を理解しているか、ということを聞いている(□1番)
  2. 応用問題:掛け算の「使い方」「いつ使えるか」を理解しているか、ということを聞いている(□2番)

という構成をとっているのです。

 

問題構成



つまり、この小学数学の応用問題(=文章題)からでもわかるように、数学の応用問題というのは

 

習ったことをいつ使えるのか、使いどころを理解しているか?

 

ということを聞いているに過ぎないのです。

 

どんなに掛け算の九九ができようと、その掛け算がどのような時に使えるか理解していなかったら意味ないですからね。

今回の問題でも、例えば「5+7=12」なんてしてしまっては不正解な訳なのです。

 

 

そしてこれが、中学や高校の数学にも完全に当てはまります。

 

ただどうしても中学高校の数学は難しいため、今回でいう掛け算、つまりは計算方法をマスターしただけで安心してしまっている学生が多いが事実です。

ですが、真に数学の応用問題が求めている能力は「計算方法」ではなく「いつどんな時にその計算方法が使えるのか」ということなのです。

 

では次は「応用問題はいつどんな時に習った数学の方法が使えるのかというのを聞いてくる」というのを踏まえたうえで、「なぜ多くの人が応用問題を解けないのか」を考えていくステップに移っていきましょう!

 

 

STEP2:数学の応用問題が解けない原因を知ろう!

「応用問題はいつどんな時に習った数学の方法が使えるのかというのを聞いてくる」というのは十分理解していただいたと思います。

 

では、なぜたった1つ「いつ使えるか」ということを意識すればいいだけなのに、多くの学生が数学の応用問題を解けないのでしょうか?

 

え、そんなの多くの学生が数学の方法を

いつ使えるかを意識できていないからじゃん

 

と思ったあなた、大正解ですが実は真の原因はもう少し深いところにあるのです。

それはつまり、

 

なぜ多くの学生が数学の方法をいつ使えるかを

意識できていないという状態になってしまうのか

 

ということです。

 

別に「いつ使えるか」ということを意識するのはそこまで難しいことではありません。

ただ単に「縦×横」は「長方形の面積を求める時に使う」とかの意識を持てばいいだけなのですから。

 

それにも関わらず、なぜ多くの学生はできていないのでしょうか?

 

そのヒミツがみなさんが普段使っている参考書や問題集にあるのです。

 

たいていの参考書や問題集は、「問題」と「解答解説」の2つで構成されています。

参考書だったらもしかしたら簡単な講義や授業、説明が丁寧にあるかもしれません。

 

しかし、そんな丁寧な説明もだいたいは「いつ使えるか」ではなく「なぜそうなるのか」にとどまっていると思います。

 

例えば、

三角形の面積の求め方が「底辺×高さ÷2」になる理由の証明や説明

は丁寧にあっても

底辺×高さ÷2は三角形の面積を求める時に使うんだよ

という説明が書いてある参考書や問題集はなかなかありません。

 

まあさすがに「三角形の面積=底辺×高さ÷2」は誰でも使い所がわかるものですが、これが難しい高校数学や中学数学になったらどうでしょう?

 

中学生なら

  • 三平方の定理がいつ使えるか
  • 二次方程式がいつ使えるか
  • グラフはどういう時に使えるか

高校生なら

  • sin, cos, tanはいつ使えるか
  • 正弦定理や余弦定理
  • logはいつ使えるのか
  • 微分積分はいつ使えるのか

 

これらを明確に答えられる学生はなかなかいないでしょう。

 

そして、「いつ使えるか」なんてことが書かれている問題集や参考書もなかなかないのです。

 

解説では「〇〇の定理より」とか「〇〇の公式を使って」とか、あたかもその定理や公式・解法を使うのが当たり前のように書かれています。

 

つまり学生のみなさんは

 

「いつ使えるか」を説明している教材がないから

「いつ使えるか」というのを意識できる機会がなかなかない

 

という状態に陥ってしまっているのです。

 

そして当然、

 

「いつ使えるか」というのを意識できる機会がない

応用問題が解けない

 

となるので、

いつ使えるかというのを意識できる機会がないことが

多くの学生が数学の応用問題を解けない真の理由

なのです。

 

 

STEP3:数学の応用問題が面白いほど解けるようになる勉強法はこれだ!

機会やきっかけがないからといって仕方ないと諦めるのは一生数学の応用問題が解けないままで終わります。

 

じゃあどうすればいいのか?

 

単純です。

 

参考書が書いてくれないなら自分で作ってしまえばいいのです。

 

おい待ってくれ、自分で作るなんて難しいだろ…?と思った方、実はこれがコツさえつかめば難しくないのです。

しかもなんとみなさんは既に一番大事な

「習ったことをいつ使えるのか」の理解がキーポイント

ということを知っています。

 

これを応用して、自分が問題を解いた時に「これっていつ使えるのかな…?」と考えるだけでいいのです。

 

ちょっと例を出してみましょう。

次の問題を解いてみてください。

あ、2番は中学3年で習う内容なのでまだ習っていない方は解けなくても大丈夫ですよ!

方程式

よく問題集にある問題だと思います。

 

しかし、ここで解いて正解しただけで終わっていては応用問題が解けないことはみなさんもうお分かりかと思います。

だって、「いつ使えるか」をまだ意識できていない状態なのですから。

 

そこで、「いつ使えるか」を自分で作るために大事なキーワードを教えます。

それは

 

〇〇な状態になったら△△できる

 

というのを作るというです。

 

作り方は簡単です。

〇〇には「問題の状態そのもの」を入れます

この場合だったら、「方程式を立てたら」や「xだけの等式を作ったら」などですね。

△△には「問題を解いたら何ができる(求まる)か」を入れます

この場合だったら、「方程式が解ける」や「xの値が求まる」などですね。

 

つまりこの例でいうと、問題を解いた時に必ず

 

xだけの等式を作ったらxの値が求まる

 

ということを意識すればいいだけなのです。

 

え、それだけかよ、と思ったかもしれませんが案外この「それだけ」のことを多くの人ができていなかったりします。

 

例えば簡単な例ですが、今までこれらのことを意識してちゃんと勉強してきたでしょうか?

  • 底辺と高さが求まったら三角形の面積が求まる
  • グラフの直線y=ax+bは、2点がわかれば式が求まる(中2:1次関数)
  • 直角三角形の2辺がわかればもう1辺もわかる(中3:三平方の定理)
  • 2次関数y=ax^2で1点がわかれば式が求まる(中3:二次関数)

多分あんまりできていないことに気づけると思います。

 

まあこれは正直、簡単な例なのでもしかしたらわかっていた方もいるかもしれません。

ですが、実際みなさんの手元にある問題集や参考書で全て問題について「〇〇な状態になったら△△できる」ということが言えるでしょうか?

さすがになかなか言える人はいないと思います。

 

これはつまり、使いどころがわかっていないということなので、応用問題が解けないという危険な状態になっているのです。

 

なので、応用問題をスラスラ解けるようになりたいと思うみなさんは、この「いつ使えるのか」=「〇〇な状態になったら△△できる」ということを強く意識して数学を勉強していってください!

 

完璧にした後には、面白いほど数学の応用問題が解けるようになっていることは保証します!

 

 

 

【学年&レベル別】数学のオススメ参考書

ここからはちょっと本編から外れますが、

  • 勉強したいけど参考書や問題集を持っていない
  • 参考書や問題集を持っているけどもっといいものがほしい

という方向けに、オススメの参考書を学年&レベル別で紹介します。

 

【中学生】とにかく基礎を固めたい方へ

この参考書は本当に「これでもか!」というくらいに丁寧に解説がされています。

一回既に勉強したことがある人には「しつこいよ!」と思うくらいの説明がされているのでおすすめしませんが、一番最初で何も知らない状態から勉強する時にはもってこいの参考書です。

僕も中学生の時は予習&基礎固めでこれを使っていました!

 

 

【中学生】3年間の基礎を総復習したい方へ

有名なくもんが出版している参考書ですね。

これで中学数学の総復習はバッチリです!

 

 

【中学生】応用問題を解きたい方へ

これも結構有名な参考書でしょう。

自由自在シリーズは他の教科も出ていて人気が高い参考書です。

この自由自在数学で基礎問題を復習しつつ、応用問題を解けばもうバッチリでしょう!

 

 

【高校受験】実際の入試レベルの問題を解きたい方へ

全分野収録版

分野別(数と式・関数・資料の活用)

分野別(図形)

この「全国高校入試問題正解」は全国のとにかくたくさんの入試問題が載っています。

実際に高校入試として出題された入試問題しか収録されていないので問題演習にはバッチリでしょう。

分野別でも発売されているので例えば「図形だけやりたい!」という方にはそちらの方がおすすめです。

 

 

 

【高校生】とにかく基礎を固めたい方へ

この参考書は、なんと会話形式で書かれています。

実際にゆっくりと授業を自分のペースで受けられるため、基礎を固めるのにはもってこいの参考書です。

高校の数学難しくてよくわからない…という人のはぜひ読んでいただきたい参考書です!

この説明のわかりやすさと丁寧さはどの参考書よりも上だと自信を持って言えます。

 

 

【高校生】3年間の基礎を総復習したい方へ

有名な参考書ですね。

結構量があるため初学者にはあまり向いていない参考書ですが、基礎固めとしては最強の参考書と言えます。

このチャート以外から出る入試問題は一切ないというほどです。

センター試験はもちろん、東大入試だってこのチャート以外からは出題されたことは1度もないのです。

それくらい高校3年間の全ての基礎が載っているので総復習に最適といえますね。

 

 

【高校生】応用問題を解きたい方へ

「標準問題」といっていますがレベルは十分応用問題レベルがあります。

入試問題まで難しくない応用問題が集まっているので、応用問題の最初の問題集として使うといいでしょう。

 

 

【大学受験】実際の入試レベルの問題を解きたい方へ

この「プラチカ」という参考書は、とにかく入試問題の中での良問を集めたものとなっています。

問題数自体は少なく、本当に質の高い問題ばかりが解けるので、入試問題レベルと解きたい人にぴったりです。

 

 

 

まとめ:数学の応用問題なんて意識を少し変えればできるようになる

いかがだったでしょうか?

とにかく数学の応用問題というのは「いつ使えるのか」というのを意識するのが大事です。

逆に、入試ではこのことしか聞かれないのでその意識さえ持てば満点だって狙えるのです。

 

ぜひ明日から意識をちょっとだけ変えて、応用問題をばんばん解けるようになってください!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた次回の記事でお会いしましょう! 続きを読む

【大学受験】センター英語満点を取った参考書7選と使い方

英語のオススメ参考書と使い方
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センター英語で高得点を狙うならこの参考書だけ完璧にすべし!

みなさんこんにちは。東ふく郎です。

 

センター試験の英語は高得点間違いなしの黄金勉強ステップがあることを知っているでしょうか?

 

今回は、その黄金勉強ステップとそれぞれのステップで僕が実際に使ってぜひオススメしたい参考書を紹介します!

 

それではどうぞ!

 

 

英語の勉強の黄金5ステップ

ステップ1:単語を覚える

まあまずはこれからですね。

どんなに文法をやっても、単語がわからなければ文章は読めません。

逆に、単語だけわかっていれば割と文章は読めることもあります。

 

しかし、世の中にある無数の英単語を端から覚えていくのは効率が悪すぎますよね?

そこで、「入試に絶対出る!」という単語が載っている単語帳を紹介します

 

おすすめ単語帳1:Formula 1700

この単語帳は、センター試験の対策用にある単語帳だと言っても過言ではないと思っています。

実際に、この本ではセンター 試験の単語カバー率を調べていて、なんとこの1冊でセンター試験の98~99%以上の単語をカバーしているのです!

しかもこの1冊を完璧にした後センターを解くと本当にわからない単語がほとんどありませんでした!

 

本当に英単語の基礎を固めるのにもってこいですし、実際に筆者も受験時代は愛用しました。

 

 

おすすめ単語帳2:システム英単語Basic&システム英単語

この2つのシステム英単語帳シリーズもおすすめです。

この「シス単」の特徴は、何と言ってもミニマルフレーズにあります。

このミニマルフレーズとは、覚える単語の使用例を示した短文のことをいいます。

 

例えば、decideだったら、その意味が書かれているだけでなく、

「decide to tell the truth」=「真実を語る決意をする」

のような感じで使用例が書かれているのです。

 

単語だけだと覚えにくいし、実際の使用例も見たいけど長文だと長すぎる…という英単語を覚える時の受験生のお悩みを一発で解決してくれる単語帳なのです!

 

しかも、シス単Basicを覚えればセンターレベル、シス単の普通バージョンは東大入試まで単語レベル的にはカバーしているので申し分ありません!

実際に筆者も東大を受験するときこの単語帳以外は一切使いませんでした笑

 

 

 

ステップ2:熟語を覚える

実際の入試では1語1語の単語だけでなく、2語以上からなる熟語も文章中に出てきます。

さらに、センター試験では文法問題の中に熟語問題も紛れている場合があります。

これは逆に、熟語さえ覚えていれば勝ちなので絶対に取りたい問題ですね。

 

このように、単語だけでなく熟語も捨てられない入試で「これだけ覚えておけば大丈夫!」という熟語集を紹介します!

 

おすすめ熟語集:システム英熟語

でました、システム英語第二弾。笑

システム英単語の方で説明した通り、当然この熟語バージョンの方にもミニマルフレーズがあり、非常に使用例がわかりやすくなっています。

 

しかしなんと、熟語集の方はそれだけではありません

 

熟語のイメージまで解説してくれているのです!

 

熟語は、かなりの確率で前置詞が含まれます

前置詞の意味をもし丸暗記しようというなら、もうとてつもない労力が必要になります。

意味がいっぱいありますから…

ここで、イメージを使えれば覚える量が一気に減るのですが、なかなかイメージというのは想像しにくいものです。

しかし、この「シス熟」では丁寧に1つ1つのイメージが絵や写真と一緒に解説されていて、非常に想像がしやすいものとなっています。

 

英熟語をぜひイメージで覚えて楽したい!」という方にはとてもおすすめです!

 

ちなみに、熟語はこのシス熟だけでセンターレベルから難関大レベルまでカバーできるので、この1冊さえマスターすればセンターはもちろん、早稲田や慶応の問題も東大の問題も解けますよ!

 

 

 

ステップ3:文法を完璧にする

単語で1語のものを、熟語で2語以上のかたまりをマスターしていきました。

となると、次は「文」の単位で英語を理解する必要があります。

そのために使うのが「文法」です。

 

しかも、センターは文法問題もあるので絶対に外せません。

 

ここでは、「これをやればセンターは絶対突破できる!」という参考書を紹介します!

 

おすすめ文法書(初学者・初心者用):安河内の新英語をはじめからていねいに 1入門編&2完成編

これは授業で一回も勉強したことのない初学者や、文法に自信がない人、最初からやり直したい人におすすめです。

講義形式であたかも自分が授業を受けているかのように文法を丁寧に完璧にできます。

 

しかも講師は選りすぐられた優秀な講師

そんな講師の授業が悪いわけありません。

 

しかも、本の形式になっているため自分のペースで勉強ができます。

 

名物講師の授業を自分だけのペースで受けられる良本2冊だと断言できます!

 

 

おすすめ文法書(授業で1回習った人用):英文法・語法Vintage

もし、1回授業で文法をやっていて少し自信があるよ、「安河内の新英語をはじめからていねいに」を読み終わったよ、という人はVintageをやるといいでしょう。

実際に筆者も、受験の最後まで文法書として愛用していたのはこのVintageでした。

 

この文法書は項目ごとに綺麗にまとめられていて、しかも1つの項目に1つ問題がついているのでたくさん文法の問題を解くのに最適です!

 

ただ要点がきれいにまとまっている分、初学者には少しきついので、必ず学校の授業か簡単な文法書をある程度勉強してから使うのがおすすめです!

 

このVintageの内容を完璧にすれば、センター満点は余裕でしょう。

 

 

 

ステップ4:実際にセンター試験を解く

おすすめ:センター試験

ここまできて基礎を固めたら、もうセンター試験を解いてしまいましょう!

確実に今までよりも解けているはずです。

 

しかし、「時間がない」などの問題が出ると思います。

それは単純に長文の練習不足が理由でしょう。

 

そこで2〜3年分解いたらセンター試験は一度やらずに、

最終ステップ「ちょっとだけ重く負荷をかける」という段階に移ります!

 

 

 

ステップ5:センターより少しレベルの高い問題を解く

おすすめ問題集:やっておきたい英語長文700&そのシリーズ

センター試験よりちょっと難しいけれど、あまりにレベルが離れすぎていないのがこの「やっておきたい英語長文700」という問題集です。

700というのは1つの長文にどれくらい語数が含まれているかの目安を示しています。

とにかく長文の練習不足を補うなら最適な問題集でしょう。

 

また、シリーズで

  • やっておきたい英語長文300
  • やっておきたい英語長文500
  • やっておきたい英語長文1000

もあるので、700だとレベルが低かったり、逆にもっと高いレベルの長文に挑戦したいならぜひやってみてください!

 

 

まとめ:この参考書・問題集で絶対にセンター満点は取れる

ここまで、たくさんの参考書や問題集を紹介していきました。

 

基本的に、1ステップ1冊の参考書で大丈夫です。

 

この黄金の5ステップの通りに紹介した本で勉強すれば絶対にセンターは満点を取れるでしょう。

実際にその通りに勉強した僕が保証します笑

 

あと、気をつけていただきたいのが、問題集や参考書を買っただけで満足しないことです。

あくまで、英語の黄金5ステップを達成するための問題集・参考書であることをお忘れなく!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは次回またお会いしましょう!

 

 

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【大学受験】東大生が思う不合格になる人の特徴や考え方5選

合格するには失敗から学べ
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受験に合格するには不合格になる人の特徴を知るべし

みなさんこんにちは。東ふく郎です。

 

世の中には、「受験に合格する方法」という情報がたくさんあふれています。

受験に合格した人による「合格体験記」などが代表例ですね。

 

でも、それだけでは合格を確実なものにするには足りないのです。

本当に合格を確実にしたいなら、実は「不合格にならない」ということを明確に意識する必要があります。

 

つまり、

 

  • 何が不合格につながってしまうのか
  • どういう残念ながら受験に落ちてしまうのか

 

というのを知っていく必要もあるのです。

 

今回、この記事では「不合格になってしまう人の習慣や考え方」を7つにまとめて紹介しました!

ぜひみなさんはこの7つのことをなるべくしないように意識し、合格を勝ち取ってください。

 

それでは、どうぞ!

 

 

失敗例1:模試の結果に一喜一憂

喜んでいる写真

これ、案外皆さんやってしまっているのではないでしょうか?

模試の結果が良くて嬉しかったり、逆に悪かったりして落ち込んだりするのは受験生あるあるだと思います。

 

でも、実は模試の結果に一喜一憂するのは全くもって意味がないのです!

 

模試というのは、当日の問題になるべく似るように作問されています。

つまり、受験当日のみなさんを対象に作っているものなのです。

しかし、模試というのを受けるのは受験当日ではありません。

そう、できなくて当たり前なのです!

 

さらに実は、他にも理由があります

模試って、実はすごい適当に実施されているのです。

しかもこれ、ちょっとタチが悪いことに受験生として模試を受けていても決して気づかないようになっているのです。

大学生になって、模試を受ける立場から実施する立場になるとわかると実感する人も多いのです。

もしみなさんが受験生の段階でこの模試の真実を知っていれば大きく周りの受験生と差をつけられます

だって、そりゃ、他の受験生が知らない&受験生なら誰でも受ける模試のことを深く知っていれば有利ですよね笑

 

ちょっと長くなってしまったので、別の記事に書きました。

下のリンクからぜひご覧ください!

 

 

 

 

失敗例2:苦手科目を嫌がって勉強しない

勉強が嫌な子供

これも受験生あるあるのNo.1に入るのではないのでしょうか。

 

でもこれ、絶対にやってはいけないことなのです。

 

RPGでレベルが上がるにつれて経験値が大量に必要になって1レベルを上げる負担が増えるように、勉強も当然、進めれば進めるほど学力を上げるのが難しくなっていきます

20点だったテストを30点に上げるのと、80点のテストを90点に上げるのだったら、当然点数の高い90点の方が難しいですものね。

 

なので、もし得意科目ばかり勉強していると、「80点のテストを90点に上げる」のと同じことをしていることになります。

苦手科目より得意科目の方が普通は点数が高いですからね。

しかし、これではなかなか全教科の合計点が上がりません。

 

受験では、得意科目の1点も苦手科目の1点も同じ「1点」として計算されます。

たくさん時間をかけて勉強した得意科目の1点も、ちょっとの時間を頑張った苦手科目の1点も、同じ価値なのです。

ですので、ちょっとめんどうでもぜひ「20点だったテストを30点に上げる」ような勉強をしてください。

そっちの方が、断然時間短縮になって結果的に楽ができるのです。

 

得意科目をたくさん勉強して1点上げるより、苦手科目をちょっと勉強して1点あげた方が絶対に楽な理由を説明しました。

でもこれは逆に、得意科目ばかりを勉強して「80点のテストを90点に上げる」勉強をしている絶対に他の受験生に差をつけられて失敗するということなのでご注意を。

 

 

 

失敗例3:勉強していることを受験問題でどのように使うか理解していない

理解していない人

皆さんはもしかしてなんとなく勉強してしまっているのではないでしょうか?

 

  • 英語の点数を上げるために英単語を覚えよう
  • 数学の問題集1冊完璧にすれば大丈夫だよな
  • 社会なんて単に暗記でしょ
  • とにかく問題をたくさん解いていこう

 

これ、実は間違っているのです。

 

これら全てに共通していること、そして多くの受験生が意識できていないことは、実は…

 

勉強していることがいつどのように使えるか意識していない

 

ということなのです。

 

単純に数学の公式を暗記していませんか?

問題をたくさんとけば安心と思っていませんか?

 

大事なのは、今自分が勉強している内容が入試問題を解く上でどのように使われるかを意識することなのです。

 

  • 英単語は長文読解で使うし、試験時間もあんまりないから速読のために覚えるんだな
    →単に日本語の意味を言えるだけじゃなくてイメージで覚えていこう
  • 数学は実際に入試問題でどんな公式を使えばいいか分からない状態で出題されるな
    →どんな公式が「いつ使えて」「何がもとまるのか」というところまで意識して勉強しよう

 

と考えることができ、他の受験生とかなりの差をつけることができます。

 

逆に、適当に勉強していても、実際に頑張って勉強したことがうまく入試当日に使えずせっかくの努力が無駄に終わってしまうことになるのです。

 

でも実際にやるとなると難しそう…という人のために、別の記事で皆さんになじみの深い「ゲーム」という観点から入試対策を考える記事も書いているので参考にしてみてください!

 

 

 

失敗例4:学校の授業のみを信じている人

学校の授業

実は、学校の授業というのは入試に勝つということを考えると案外無駄が多いのです。

でもこれは仕方ないことだったりもします。

 

30〜40人のクラス全員に100%効果のある授業なんてどこにも存在しないし、

受験する志望校も違う中でどの学校の入試問題に対しても100%の対応ができる先生なんていません。

 

でも、学校というものはみんなに平等でなければなりません。

 

そこで、仕方なく、全員に70%くらい効果のある授業をしているのです。

 

これでは1人1人の立場で考えた時に100%ではないのですから非効率的に決まっています。

ですので、学校の授業はしっかり聞いた上で「自分に合ったものを取捨選択していく」という行動をとりましょう。

 

また、「じゃあ具体的にどうやって授業を受ければ受験に合格するの?」と思った方は下の2つの記事で2パートに分けてきっちり解説しているので参考にしてください!

 

 

 

失敗例5:受験勉強を最初から頑張りすぎてしまう人

頑張る人

受験勉強って果てしなく長いです。

 

大体の人は1年、部活を引退した後でも8〜9ヶ月ある人がほとんどです。

こんなに長い間ずっと毎日勉強するわけですから、かなりの持続力が必要となります。

 

そんななか、最初から飛ばしすぎてしまうと息が切れてしまうのです。

 

実は東大生だって1日10時間もやる人なんでごくわずかしかいません。

テレビに出ているのは本当に東大内でもマジで頭のいい集団のみです。

大体の東大生は1日最初のうちは3〜4時間も勉強すればいい方だったりもします。

内部生が言っているので間違いないです笑

 

ただ、ここで勘違いして欲しくないのは「勉強しなくてもいい」と言っているわけではないということです。

 

あくまで、「最初から全力で飛ばしすぎるな」と言っているだけです。

 

なので、のちのちに全力を出せるようにするために最初に必ず勉強する習慣をつけておきましょう。

 

僕個人のオススメな勉強は、そんなに苦でもない「寝ながら勉強」です。

「寝ながら勉強法って何?」という人や「楽に勉強したい」という人は以下の記事を参照してください!

 

 

まとめ:先人の失敗例を生かせ!

どうだったでしょうか?

 

当然成功例もたくさん見ていく必要がありますが、ぜひこの機会に受験の失敗例を知って今後の受験生活に役立ててください!

 

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

 

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