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受験生がリスニングできないのは実は「英語が聞き取れないから」じゃない!!!
苦手克服にはまず「できない理由」を探すべし!
みなさん、こんにちは。かつてリスニングが苦手すぎてPardon?が大好きだった大学生です。
このサイトに訪れてくださったということは、みなさんこんなお悩みをお持ちでしょう。
勉強しているのにリスニングができるようにならない
たくさん聞いているのに全然上達しない
そもそもどうやって勉強すればいいかわからない
これ、本当に一昔前の自分です笑
リスニングって本当に難しいんですよね。
どんどん音声は容赦なく流れていくし、そもそもどうやって勉強すればいいかわからない…
しかも学校は英文を読んでばっかりであんまりリスニングの対策をしてくれないし…
まさに八方塞がりの状態なわけです。
世の中の時間の流れを遅くする能力でもあったらいいのに…!なんて思うこともあるでしょう(多分、僕だけですね笑)
でも、ある日、高校生時代の僕はある考えに至りました。
「そもそも何でリスニングができないんだろう?」
と。
そして
「できない理由がわかれば克服できるんじゃね?」
という結論に至りました。
そのあとというもの、リスニングができない理由を探りに探って考えていました。
そして、ある常識を疑い始めます。
「リスニングができない理由って本当に英語が聞き取れないからなのかな…?」
と。
実はこれが本当で、リスニングができない理由が別にあることに気づいたのです!
そして、リスニングができない本当に理由を探し当て、何とか苦手を克服することができたのです!
では、リスニングができない理由は何なのか、どう勉強して克服したのか、みなさんの気になるところだと思います。
それを今回、この記事で全て紹介していこうと思います!
それではどうぞ!
リスニングができない理由
実は案外みんな英語は聞き取れている
冒頭でもちょっと話しましたが、実はリスニングができない本当の理由は英語が聞き取れていないからではないのです。
案外みなさん、英語は聞き取れていたりします。
本当か?と疑っている人、(てかみんな疑うと思いますが)実際にやってみるとわかります。
リスニング教材(センター過去問が良い)のどこか1文を聞いてCDを止め、なんて言ったか答えてみてください。
あくまで1文だけですよ、1文だけ。
実は、このように「1文だけ」なら割とみなさん答えられる場合が多いです。
…おかしいと思いませんか?
1文1文ならちゃんと聞き取れるのに、それが流れていくといきなり聞き取れなくなるなんて。
そんな短時間で耳の構造が変わったらノーベル賞ものですよ笑
あれ、じゃあ英文聞き取れているならリスニングなんてできるんじゃないの?とお思いの方!
実は英文が聞き取れていてもリスニングが解けない場合が大いにあり得るのです!
実は英文に頭の処理が追いついていなかった
先ほどお話ししたように、実はみなさん優秀で90%くらいの英文をちゃんと聞き取れているのです。
ではなぜ聞き取れているのにリスニングができていないのか?
それは…
聞き取れた英文の理解に頭が追いついていないから
というのが最大の理由なのです!
これはこのように言葉でいってもあまり実感がわかないのでみなさんには実体験してもらいます。
次の動画では、英文が割と早いスピードで流れます。
その英文を、止めずに、そしてちゃんと理解できるか確かめてください。
おそらく、多くの人が「ついていけない!」と思ったでしょう。
しかし実際に流れていた英文は非常に簡単なのです。(以下、スクリプト)
読んだら理解できる人も多いとおもます。
このように、実際リスニングは「聞き取れない」のではなく「脳の理解が追いつかない」というのに原因があったのです!
では原因がわかったところでどのように勉強すればいいのか、それを紹介していきます!
リスニングの勉強法
リスニングの勉強は必ず3STEPにすべし!
ここまで読んでくださった皆さんなら、もうリスニングができない原因は体感していただけたかと思います。
あとは簡単です。
その原因を潰していけばいいのです。
最大の原因は、脳の理解が追いつかないのですから、まず脳の理解が追いつくようにすればいいのです。
そのために必要な勉強を具体的に挙げてみます。
- 単語力を鍛える(単語を覚えるだけでなく、イメージで捉える)
- 速「読」をリスニングと同じくらいのスピードで行う
- 実際にリスニングをし、「聞き取れない音」のみを重点的に練習する
1番は、当然単語力がなければせっかく聞き取ったって理解できないのは当然ですから、まず最初に勉強するべきことです。
しかし、ここで多くの人が陥ってしまう「リスニングを苦手にするワナ」というのが存在しています。
それは、「英単語の日本語訳を覚えている」ということです。
いやまてまて、それ、普通の勉強法じゃね?と思ったあなた。正解です。
このようにみんなが間違った単語の暗記をしているから、みんな普通にリスニングが苦手なのです。
ではどうすればいいのか。
英語をイメージで理解すればいいのです!
英語をイメージで理解??と多分みなさん不思議に思うでしょう。
文字数の都合上、ちょっとここでは語りきれないので、以下にその詳細を説明したリンクを貼ったので是非ご参照ください!
↓僕がイメージ暗記を使って2週間で3000単語覚えた方法↓

話を戻します。
2番は単純に、「聞き取る+理解する」だとどうしても脳の処理が追いつかないので、「聞き取る」という部分を一回除いてみよう、という考えです。
ただ、ここで注意点が二つあります。
それは
- なるべくリスニングと同じ速さで読む(音読するのもGOOD)
- 絶対に読み返したりしない
これは明白ですね。
遅かったらリスニング練習の意味がないですし、リスニングで戻って聞くことなんでできませんから。
そしてここまできたら、最終的に3番でリスニング力=「聞き取る力」を鍛えればいいのです。
まとめ
どうだったでしょうか?
リスニングは「聞き取る力」がないからできないんだ、と勘違いしてしまっていた人が1人でもリスニングが得意になることを願っています。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!