学校の授業を全て聞くと受験で落ちる本当の理由2選と対処法|Part2

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket

↓この記事はPart1と繋がっています↓

 

理由2:学校の授業は「平均」に合わせている

これもみなさんがよくわかる理由だと思います。

学校は家庭教師や塾の個別とは違い、30人〜40人の学級に対して授業をしているのであって、個人個人に即した授業はしていません。(というか、できません。)

なるべく多くの生徒に対して授業が効果を持つようにしているのであって、誰か特定の個人を対象にしていません。(していたら、ひいきだひいきだって言われますものね笑)

つまり、どうしても学力の高い生徒は授業が簡単に思ってしまい学力のあまりない生徒は授業を難しいと感じてしまうのです。

生徒一人一人、学力も違えば到達点である受験の第一志望校も当然違います。

その中で画一的な授業をすることは「全体」にとって利益はありますが、「個人」にとっては必ずしも一番いいとは限らないのです。

それでは「個人の生徒それぞれが」一番学力を上げるようにするためにはどうすればいいのでしょうか???

対処法1:授業を部分利用する

さっき書いたように、学校の授業というものは「多くの生徒」or「平均」に対して展開されています。

当然、どんな生徒でも苦手科目や不得意分野を持っているため、何かしら「平均以下」の部分があるはずです。

だから、そういう苦手・不得意なところは積極的に授業を受けて勉強し、それ以外の得意な部分は「応用問題をやる」という姿勢で受けると一番学力が伸びるのです。

苦手や不得意な部分を自分一人でやっても効率が悪いですし、逆にもう分かりきっている得意な部分の基礎的な部分をやるのも当然時間の無駄です。

しかしここで注意があります。

安易な気持ちで「私は数学が苦手で英語が得意だから、数学の授業はちゃんと聞くけど英語の授業は聞ーかないっ!」というのは絶対にやってはいけません

数学は数学でも、英語は英語でも色々な分野があり、その中での得意不得意が必ずあるはずです。

例えば数学なら、図形は得意だけれど整数問題は不得意、などですね。

このように、細かく分野ごとに分けたうえで得意不得意を決定し、「授業を聞くor応用問題をやる」の決定をしてください。

何となくざっくりと、「数学」とか「英語」とか分けていると必ず痛い目にあいます。

それと、もし授業中に「もしかして思ったより基礎ができているかもorできていないかも」と思ったら、その瞬間から「授業を聞くor応用問題を解く」の選択を変えてください。

人間って思ったより自分の得意不得意を正しく見極められないですから笑

もしここで意固地になって最初に決めた「授業を聞くor応用問題を解くの選択」に執着してしまうと、逆に学力が下がってしまいますので気をつけてくださいね。

対処法2:問題集を使って授業で基礎を完全完璧に固める

先ほどお話ししたように、授業というのは「平均」に対して授業をしているのであって、決してレベルの高い内容の授業を展開しているわけではありません。

つまり、授業内容自体は基礎レベルということになります。

だから、先生の説明を聞いて理解できた瞬間から問題集の基礎問題を授業中に解きまくって基礎をこれでもかというほど固める、というのが1つの解決法として使えるのです。

これならもし学校の先生に「お前内職しているだろ」と言われても、「いえ、授業内容を本当に理解できているか実際に問題を解いて確かめていただけです!」と声高らかに言えます笑

それに、授業で問題演習・基礎の確認までしていると、とても後々の家庭学習が捗りますし、応用問題の下地を作ることも可能なのです。

きっと、定期テスト前に必死こいて勉強しなくてもいいレベルまでにはなると思います。

 

まとめ

2つのパートに分けてまで色々お話しさせてもらいましたが、抽象的にいうと結局僕が言いたいのはたった1つです。

それは、「何かしらの考えを持って授業に臨め!!!」ということです。

「やるべき内容を明確化する」にしても「理解最優先にする」にしても「授業を部分利用する」にしても「問題集を使って授業で基礎を完全完璧に固める」にしても、何かしら考えを持って授業に望んでいるのは明らかだと思います。

「授業は受験に意味がないから聞かない・寝てしまう・捨てる」という短絡的な考えはNGです。

しかし私は「考えを持て」と言っているだけで別に「聞くな・寝るな」とは言っていません。

あくまで自分で「何をすれば一番学力が上がるのか」という明確な考えを持ってさえすればいいのです。

例えば、極端な話、「今日は睡眠不足で、今50分授業中寝たほうが後々の3〜4時間の家庭学習の効率が上がる」としっかり考えた上なら僕は最悪寝てもいいと考えています。

あくまで、極端な例ですが笑

しかし、これにはある程度の精神力は必要です。

自分の中に確かな考えを持っていても、なかなか周囲には認めてもらえないからです。

僕も受験期にはあまり同級生や先生に僕の行動は認めてもらえなかった記憶があります。

ある英語の授業で、最前列の席に座りながら単語の勉強をしていた時は授業終わりにクラスのみんなの前で先生に嫌味は言われましたし、数学科の先生には「あいつは授業を聞かない」と有名だった(?)ことも卒業後に聞きました。

それでも僕は、何も考えずに寝ているやつが怒られず、自分みたいに考えて周りの意に反しているやつが怒られているのを疑問に持っていたので折れはしませんでした。

ちょっと話が過去のエピソードになって少しずれてしまいましたが、とにかく学校の授業はやみくもに捨てるのではなく、「何かしらの考えを持って授業に臨む」ということを1人でも多くの人が意識してくれたら嬉しいです。

本当に、「何かしらの考えを持って授業に臨む」ということだけは覚えて帰っていってください!

お願いします!

 

 

そして、2パートにもなりましたが最後まで読んでくださってありがとうございました!

それではまた会いましょう!

 



 


     

     

     

    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    SNSでもご購読できます。

    コメント

    コメントを残す

    *

    CAPTCHA