センター現代文50点以下の僕が3ヶ月で満点になった参考書・勉強法

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  • 現代文は勘で解いてしまっている
  • 現代文の点数が安定しない…
  • 現代文の勉強法が知りたい…

という方へ

 

本記事では、以下の内容を解説します。

  • 感覚に頼らない、「型」という現代文の解き方
  • 点数を安定させるには、やみくもに現代文の文章を読んでいてはダメ
  • 現代文の最強の勉強法は「型作り→実践練習」である

 

この記事を書いた人

  • 公立高校から、塾なしで東大に現役合格
  • 公立出身で天才だったわけではなく、現代文は半分の50点未満を連発
  • 現代文の勉強法を徹底的に研究し、3ヶ月で満点を達成

 

 




STEP1-1:やみくもに文章を読むのは絶対NG!まず「現代文の型」を作ろう!

「現代文の型」とは何か

「現代文の型」とは、現代文を解く上で絶対に外せない文章の読み方問題の解き方の基礎基本のことを指します。

何かを勉強したり習得したりする時は、必ずと言っていいほど基本から勉強しますよね。

その、「基本」のことを「現代文の型」と呼んでいるだけです。

 

しかし、意外にも数学とか英語では基礎基本から勉強できているのに、現代文となると基本を学ばずにいきなり文章を読み始める人が多いのです。

私は日本人だから文章は読める、と勘違いして。

 

しかし、現代文の読解と日常的に日本語を扱う能力には天と地ほどの違いがあります。

だから、多くの人が無視している基礎基本を強く意識してもらうために、わざわざ「現代文の型」と言うのです。

 

「型」がなければ現代文の勉強は全て無意味になる

現代文の点数をしっかり取るためには「型」というのをとにかく早急に身につける必要があります。

「型」がない状態で文章を読んでも、適当に文章を読んでしまい結局何も身につくものがないからです。

 

「スポーツ」で例えると簡単です。

全く経験のないスポーツをやろうとした時、試合から始める人いますか?

まずは、基本的な練習から始めますよね?

 

「現代文」に戻って考えてみましょう。

確かに、現代文は全く経験したことがない、といったら嘘になります。

日常的に日本語を話していますからね。

しかし、普段、現代文で書かれたような難しい日本語を使うでしょうか?

著名な文豪でもない限り、そんなことはないと思います。

 

ということは、みなさん「現代文」はほぼ未経験と言っても過言ではないということになります。

つまり、「型」を学ばずに現代文の勉強をすることは「いきなり試合に飛び込む」と全く同じことなのです。

 

だから、「型」を知ったみなさんは、しっかり「現代文の型」という基本を押さえて勉強するように変えましょう。

そしてこれからは、型がなければ勉強しても結局何も身につくものがない。これを肝に命じておきましょう。




STEP1-2:「型」を学ぶための参考書は「出口汪現代文講義の実況中継」一択です

「現代文の型」を身につけるには、出口汪現代文講義の実況中継1出口汪現代文講義の実況中継2がベストです。

理由は、その解説の豊富さにあります。
このシリーズは合計3冊あるのですが、正直2までで十分です。
もし興味があれば3も以下から見てみてください。
出口汪現代文講義の実況中継3

出口汪現代文講義の実況中継

解説が問題編の何倍もあることがわかります。

 

型作りにおいて、量は必要ありませんが、少なくてもいくつか完璧に理解している文章が「型作り」には絶対に必要です。

つまり、問題は少なくても良いから解説量がありえないほど多い参考書を選ぶのが最適となります。

 

また、著者の出口さんは、この参考書の冒頭でこんなことも話しています。

現代文ほど成績の上がりやすい科目はない。そして、そこには一貫とした方法があり、正しい方法で一定の訓練さえ積めば、誰でも高得点を取ることが可能である。

引用:出口汪現代文講義の実況中継・はしがき

 

はしがきで出口さんがお話ししている「正しい方法」というのが、「現代文の型」そのものなのです。

だから私は、この参考書のはしがきを読んだときに、「これだ!!!」と思って早速この参考書を使い始めたという記憶があります笑

まとめ

  • 現代文は「型作り」が大事
  • その中でも、この「型」を意識して作られた「出口の現代文実況中継」は最強である!

 

 

STEP2-1:「型」だけあっても意味がない。「型」に沿って練習しよう!

「型」を身につけただけで現代文が解けるようになるかと、そうではありません。

「型」だけでも、「練習」だけでも意味はないのです。

 

ただし、「基礎基本(=現代文の型)を身につけた状態での」練習が必須ですので、まずは型から作ってくださいね。

 

型が身についたら、それを使いこなすには天才でもない限り使って慣れていくしかありません。




STEP2-2:「練習」をするにあたってはレベル別の3つの問題集が必要

【LEVEL1】基本レベル:マーク式基礎問題集現代文|河合塾

いきなり記述式は非常に難易度が高いので、マーク式基礎問題集現代文/河合塾から行うのがおすすめです。

 

まずは、基本の型がしっかりできているか、簡単なマークシートで確認しましょう

世の中には、様々なマーク式現代文の問題集がありますが、河合塾のものが一番おすすめです。

 

型の確認には、マーク式の中でも特に基礎を重んじた簡単な問題が有効なのですが、多くの問題集は受験当日の難易度に合わせてしまっているため非常に難しいものが多いです。

その点、河合塾は良問&最適難易度を誇るため、現代文の型のチェックにはかなり適していると言えます。

 

 

【LEVEL2】標準レベル:入試現代文へのアクセス|河合出版

マーク式で慣れてきたら、入試現代文へのアクセス 基本編 /河合出版で簡単な記述問題に挑戦しましょう。

 

ここでよく受験生がやってしまうミスが、いきなり難しい記述式の問題集に挑戦してしまうことです。

確かに、「マーク→記述」という勉強の仕方は素晴らしいのですが、一言「記述」といっても簡単なものから東大レベルまでありますよね?

ですので、難しい記述に挑戦する前に、1つ「簡単な記述問題」というのを差し込みましょう

 

その中で、20文字くらいの簡単な記述問題少し難しめのマーク問題が程よく含まれている入試現代文へのアクセス 基本編 /河合出版入試現代文へのアクセス 発展編 /河合出版がおすすめです。

一応、この入試現代文のアクセスには完成編もあるのですが、少し無理やり難しくした感があるためやる気があればやるという程度でいいと思います。

 

 

【LEVEL3】完成レベル:得点奪取現代文記述・論述対策|河合出版

最終編です。記述式の中でも当日の入試レベルを誇る得点奪取現代文記述・論述対策 /河合出版で「現代文の型」の完成を目指しましょう。

 

問題集の名前の通り、全部が記述・論述&難しめの記述問題がたくさん収録されている問題集です。

しかし、難しいからと言っても、やることは出口の現代文実況中継と、LEVEL1・2で学んだ「現代文の型」をただ単に使っていくだけです。

ですので、しっかりとここまでレベルを上げてきた人だと、実はこの最高峰の問題集でも簡単に解けてしまうのです。

 

みなさんも、ここまでのレベルの問題が解けるようになったら、ほとんどの現代文の問題で超高得点を取ることができるでしょう。

 

 

なんか、河合ばかりになってしまいましたが、私は塾に行っていたわけでも河合塾の方から頼まれたわけではありません。
単に、河合出版の問題集が「現代文の型を作る」ことに最適だっただけですので悪しからず笑

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

長くなったので、ここで簡単にまとめておきます。

 

最強の現代文攻略法

  • まず、「現代文の型」を徹底的に身につける
  • 習得した「現代文の型」を3STEPのレベル別で練習して、徐々に完成に近づけていく

 

みなさんが、現代文を克服して、またはもっと得意になって第一志望校に合格できることを祈っています!




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