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受験に合格するには不合格になる人の特徴を知るべし
みなさんこんにちは。東ふく郎です。
世の中には、「受験に合格する方法」という情報がたくさんあふれています。
受験に合格した人による「合格体験記」などが代表例ですね。
でも、それだけでは合格を確実なものにするには足りないのです。
本当に合格を確実にしたいなら、実は「不合格にならない」ということを明確に意識する必要があります。
つまり、
- 何が不合格につながってしまうのか
- どういう残念ながら受験に落ちてしまうのか
というのを知っていく必要もあるのです。
今回、この記事では「不合格になってしまう人の習慣や考え方」を7つにまとめて紹介しました!
ぜひみなさんはこの7つのことをなるべくしないように意識し、合格を勝ち取ってください。
それでは、どうぞ!
失敗例1:模試の結果に一喜一憂
これ、案外皆さんやってしまっているのではないでしょうか?
模試の結果が良くて嬉しかったり、逆に悪かったりして落ち込んだりするのは受験生あるあるだと思います。
でも、実は模試の結果に一喜一憂するのは全くもって意味がないのです!
模試というのは、当日の問題になるべく似るように作問されています。
つまり、受験当日のみなさんを対象に作っているものなのです。
しかし、模試というのを受けるのは受験当日ではありません。
そう、できなくて当たり前なのです!
さらに実は、他にも理由があります。
模試って、実はすごい適当に実施されているのです。
しかもこれ、ちょっとタチが悪いことに受験生として模試を受けていても決して気づかないようになっているのです。
大学生になって、模試を受ける立場から実施する立場になるとわかると実感する人も多いのです。
もしみなさんが受験生の段階でこの模試の真実を知っていれば大きく周りの受験生と差をつけられます。
だって、そりゃ、他の受験生が知らない&受験生なら誰でも受ける模試のことを深く知っていれば有利ですよね笑
ちょっと長くなってしまったので、別の記事に書きました。
下のリンクからぜひご覧ください!
失敗例2:苦手科目を嫌がって勉強しない
これも受験生あるあるのNo.1に入るのではないのでしょうか。
でもこれ、絶対にやってはいけないことなのです。
RPGでレベルが上がるにつれて経験値が大量に必要になって1レベルを上げる負担が増えるように、勉強も当然、進めれば進めるほど学力を上げるのが難しくなっていきます。
20点だったテストを30点に上げるのと、80点のテストを90点に上げるのだったら、当然点数の高い90点の方が難しいですものね。
なので、もし得意科目ばかり勉強していると、「80点のテストを90点に上げる」のと同じことをしていることになります。
苦手科目より得意科目の方が普通は点数が高いですからね。
しかし、これではなかなか全教科の合計点が上がりません。
受験では、得意科目の1点も苦手科目の1点も同じ「1点」として計算されます。
たくさん時間をかけて勉強した得意科目の1点も、ちょっとの時間を頑張った苦手科目の1点も、同じ価値なのです。
ですので、ちょっとめんどうでもぜひ「20点だったテストを30点に上げる」ような勉強をしてください。
そっちの方が、断然時間短縮になって結果的に楽ができるのです。
得意科目をたくさん勉強して1点上げるより、苦手科目をちょっと勉強して1点あげた方が絶対に楽な理由を説明しました。
でもこれは逆に、得意科目ばかりを勉強して「80点のテストを90点に上げる」勉強をしている絶対に他の受験生に差をつけられて失敗するということなのでご注意を。
失敗例3:勉強していることを受験問題でどのように使うか理解していない
皆さんはもしかしてなんとなく勉強してしまっているのではないでしょうか?
- 英語の点数を上げるために英単語を覚えよう
- 数学の問題集1冊完璧にすれば大丈夫だよな
- 社会なんて単に暗記でしょ
- とにかく問題をたくさん解いていこう
これ、実は間違っているのです。
これら全てに共通していること、そして多くの受験生が意識できていないことは、実は…
勉強していることがいつどのように使えるか意識していない
ということなのです。
単純に数学の公式を暗記していませんか?
問題をたくさんとけば安心と思っていませんか?
大事なのは、今自分が勉強している内容が入試問題を解く上でどのように使われるかを意識することなのです。
- 英単語は長文読解で使うし、試験時間もあんまりないから速読のために覚えるんだな
→単に日本語の意味を言えるだけじゃなくてイメージで覚えていこう - 数学は実際に入試問題でどんな公式を使えばいいか分からない状態で出題されるな
→どんな公式が「いつ使えて」「何がもとまるのか」というところまで意識して勉強しよう
と考えることができ、他の受験生とかなりの差をつけることができます。
逆に、適当に勉強していても、実際に頑張って勉強したことがうまく入試当日に使えずせっかくの努力が無駄に終わってしまうことになるのです。
でも実際にやるとなると難しそう…という人のために、別の記事で皆さんになじみの深い「ゲーム」という観点から入試対策を考える記事も書いているので参考にしてみてください!
失敗例4:学校の授業のみを信じている人
実は、学校の授業というのは入試に勝つということを考えると案外無駄が多いのです。
でもこれは仕方ないことだったりもします。
30〜40人のクラス全員に100%効果のある授業なんてどこにも存在しないし、
受験する志望校も違う中でどの学校の入試問題に対しても100%の対応ができる先生なんていません。
でも、学校というものはみんなに平等でなければなりません。
そこで、仕方なく、全員に70%くらい効果のある授業をしているのです。
これでは1人1人の立場で考えた時に100%ではないのですから非効率的に決まっています。
ですので、学校の授業はしっかり聞いた上で「自分に合ったものを取捨選択していく」という行動をとりましょう。
また、「じゃあ具体的にどうやって授業を受ければ受験に合格するの?」と思った方は下の2つの記事で2パートに分けてきっちり解説しているので参考にしてください!
失敗例5:受験勉強を最初から頑張りすぎてしまう人
受験勉強って果てしなく長いです。
大体の人は1年、部活を引退した後でも8〜9ヶ月ある人がほとんどです。
こんなに長い間ずっと毎日勉強するわけですから、かなりの持続力が必要となります。
そんななか、最初から飛ばしすぎてしまうと息が切れてしまうのです。
実は東大生だって1日10時間もやる人なんでごくわずかしかいません。
テレビに出ているのは本当に東大内でもマジで頭のいい集団のみです。
大体の東大生は1日最初のうちは3〜4時間も勉強すればいい方だったりもします。
内部生が言っているので間違いないです笑
ただ、ここで勘違いして欲しくないのは「勉強しなくてもいい」と言っているわけではないということです。
あくまで、「最初から全力で飛ばしすぎるな」と言っているだけです。
なので、のちのちに全力を出せるようにするために最初に必ず勉強する習慣をつけておきましょう。
僕個人のオススメな勉強は、そんなに苦でもない「寝ながら勉強」です。
「寝ながら勉強法って何?」という人や「楽に勉強したい」という人は以下の記事を参照してください!
まとめ:先人の失敗例を生かせ!
どうだったでしょうか?
当然成功例もたくさん見ていく必要がありますが、ぜひこの機会に受験の失敗例を知って今後の受験生活に役立ててください!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!