単語帳で全英単語を暗記した東大生の単語カードの使い方【大学受験】

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         効果の出る単語カードの使い方
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英単語の暗記は単語帳をステップ分けして使うべし!

みなさんこんにちは。東ふく郎です。

 

皆さんはこんなお悩みを持ってはいないでしょうか?

  • 単語帳の使い方がわからない…
  • 単語帳を使っているけど、実際に効果が出ない…
  • 単語帳って本当に暗記する上で効果的な方法なのかな…

よく受験生が疑問に思うことだと思います。

 

でもここでしっかり自信を持って言えるのが

 

英単語を暗記するなら使い方を間違わなければ単語帳が最適だ

 

ということです。

実際に僕は単語帳で英単語を暗記してセンター試験や東大入試に挑んでました。

 

しかし、ここでちょっと注意があります。

それは

 

使い方を間違わなければ

 

という部分です。

 

単語帳というのはとても効果的な勉強法なのですが、使い方を間違えてしまうと効果が全然出ないなんてことも起こってしまうのです。

 

ですので、ここでは実際に僕が試して効果が一番出た単語帳の使い方を徹底的に解説したいと思います!

 

それではどうぞ!

 

 

英単語の暗記はステップ分けするといい理由

ステップアップ

みなさんは暗記には段階があることを知っているでしょうか?

 

多くの人が、「暗記=知らない状態から覚える状態になること」と思っているでしょう。

 

しかし、実際は違うのです。

 

人間が何かを覚える時、「全く知らない状態→うろ覚え状態→完全に覚えた状態」というように3段階を経て記憶していきます。

(学術用語では「記銘→保持→再生(想起)」なんて難しく言います。気になる方は「記憶 段階」などでググると出てきますよ)

 

記憶の段階の図

記憶の段階

 

 

人間の脳みそというのはこの図の右側のように、一発で覚えている状態になれるほど賢くないのです。

 

みなさんも

  • あれ、あの人の名前なんだっけ…
  • 言われたら思い出せるのにな…
  • (解説を見て)ああ!そうだったそうだった!

っていう経験ありますよね?

 

これはまさに、2段階目の「うろ覚え状態」になっているのです。

 

もし2段階しかなかったら、「全く知らない状態」も「言われたら思い出せる状態」も「完璧に思い出せる状態」の分類ができませんから笑

 

そして、この脳みその仕組みをどのように暗記に生かしていくのか。

 

それは単純に、人間の記憶がこの3段階になっているので、この3段階の通りにステップ分けして単語帳を使えばいいのです!

だって、人間の記憶方法そのものに沿って記憶するわけですから、効果が出るのは当たり前なのです笑

 

記憶の3段階について分かっていただいた上で、この3段階に単語帳を分けるとはどういうことか解説していきます!

 

 

ステップ分けの方法

ステップ分けの方法

STEP1:全く知らない単語=初めて覚える単語

まず、最初に単語帳を3つ用意します。

そして、STEPごとに使うのは1つだけなので、2つはとりあえず何もせずに後々にとっておきます。

 

この最初のステップでは、一般的な単語帳の使い方とそこまで変わりません。

単純に、表に英単語を書いて、裏に日本語訳を書きます。

ちなみに、おすすめ単語数は100くらいですね。

多すぎても少なすぎても意味がないので。

 

STEP1はとりあえずこれで完成です。

STEP2に移っていきましょう。

 

 

STEP2:うろ覚えの単語=2〜3周した後に正解した単語

ここではまず、STEP1で作った単語帳を最低でも2〜3周しましょう。

そして、ここで2パターンに分けます。

 

  1. 2〜3周して正解できた(覚えられた)単語
  2. 2〜3周しても正解できなかった(覚えられなかった)単語

 

2〜3周して正解できた(覚えられた)単語に関しては、3つ用意した単語帳の2つ目「うろ覚え状態」にいれていきます。

 

そして、2〜3周しても正解できなかった(覚えられなかった)単語は正解できるまでSTEP1の単語帳のリングに入れておきますが、正解した時点でSTEP2の単語帳に入れていきましょう

 

そして、すべての単語がSTEP1のリングからSTEP2のリングに移った時点で次のステップに移ります

 

 

STEP3:完全に覚えた単語=1週間後にテストして覚えていた単語

さて、ここでどの単語も必ず一回は正解したことになります。

しかし、人間は完璧ではないので忘れていくことでしょう。

そこで、うろ覚え状態の単語を完全に定着させるテストみたいなものがこのステップになります。

 

だいたいでいいので、STEP2が終わった時点から1週間たったぐらいの時期にこのSTEP3に行動を移します。

 

STEP3ではまず1周STEP2のリングの単語をやりましょう。

 

そこで、

  1. 正解したら、STEP3のリング(完全に覚えた単語)に単語を移していきます
  2. もし正解しなかったら、STEP2のリングのまま移しません

という作業をします。

 

そして、STEP2の単語帳のリングにはまだ単語(STEP3で正解できなかった単語)が残っていると思うので、またSTEP2に戻ってやり直してください。

 

これを繰り返し、最終的にSTEP3にすべてのカードが移ったら(=うろ覚えカードが0になり、すべて完全に覚えた状態になったら)この暗記の3ステップは終わります

 

このようにステップを踏んでいくと人間の脳の仕組みにあった暗記ができるので、うろ覚え状態がなくなってかなり強く脳に定着するのです。

 

ちなみに、僕はこの方法で入試の暗記を突破することができました!

是非試してみてくださいね!

 

 

おすすめ単語帳(単語カード)

この単語カードは3つ入りで先頭のカードで色分けされているので、青がSTEP1、緑がSTEP2、赤がSTEP3というように分けられるのでおすすめです!

ちなみに枚数は65枚入っています。

 

この単語帳は、1つのリングにぴったり100枚入っているので、1STEP100単語という状態に一番適しています

1回で覚える単語が少ないor多いと効率が悪いですからね。

100単語くらいがちょうどいいのです。

 

 

 

まとめ:単語の暗記は人間の脳の仕組みと同じようにやるべし

どうだったでしょうか?

 

暗記に困っている方は是非、この3ステップ

 

全く知らない状態

うろ覚え状態

覚えた状態

 

というのにそって、単語帳を使ってみてください!

 

今までの暗記が劇的に変わること間違いなしですよ!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

 

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