D判定から合格した僕がやっていた模試の復習方法&活用方法

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D・E判定でも合格する人と不合格になる人には実は明確な「違い」がある!!!

D・E判定でも入試に勝つ模試の成績や結果の見方

「復習」をするな!「見直し」をしろ!

みなさんは常識として、そして当たり前に「模試は復習するものだ」と考えていると思います。

しかし、実は模試の復習には「意味のある復習」と「意味のない復習」の2通りがあるのです。

しかもほとんどの受験生は、意味のある復習が全くできていないのが現状なのです!

では、それはなぜなのか?そしてどうすればいいのか解説していきます。

 

今みなさんの近くに仮に模試の問題があるならそれをちょっと見てみてください。

ない人は、最近受けたものを思い出すのでも構いません。

さて、準備ができたところでここでちょっと質問です。

 

入試本番で模試と全く同じ問題は出るでしょうか?

 

答えは当然NOですよね?

模試と同じ問題が入試本番で出るわけないのです。

でもみなさん、ここで勘違いしないでください。

「やった、模試なんて受けっぱなしでいいんだー!」なーんて思って本当に実行したらみなさんの入試の負けは確定しますよ?

確かに、模試の問題自体の復習はいらない、これには一理あると思います。

 

数学の基礎問題や英語の文法問題ならまだしも、長文や数学の応用問題は同じ問題でない

一部の問題が浅く広くでるため断片的な復習しかできない

 

そんな模試の問題をできるようにしたところで効率が悪いに決まっています。

 

まるで、九九を覚えた後にやった、

7 × 9 = 63

8 × 3 = 24

という一部しか出題されないテストを覚えているようなものです。

これならちゃんと

7 × 1 = 7

7 × 2 = 14

7 × 3 = 63

と部分的ではなくまとめて覚えた方がいいに決まっています。

 

それでは、模試において大事なものは何なのか。

それは、

問題の復習ではなく模試の見直しをしろ!!!

ということです。

つまり、

間違えた問題の内容を復習するのではなく

 

なぜその問題を間違えたのか

その問題を解くために必要な能力は何なのか

 

という「分析」の方が大事なのです。

 

 

ただ「分析」といっても大したものではありません。

 

例えばある模試の結果で、英語の長文問題の正答率が悪かったとします。

ここで多分ほとんどの人が「英語の長文を読めるように復習」すると思います。

しかし、ここで模試の英語の長文を復習しても同じ長文は出ないので意味がないのです。

やるべきことは、

なぜその問題を間違えたのか

その問題を解くために必要な能力は何なのか

です。

つまりここでは、「単語の量が足りなかった」とか「長文の読み慣れをしていなかった」とか「文法が弱かった」とかこの先このレベルの問題を解くのに必要な能力は何なのかというのを考えるべきなのです。

 

そしてその分析ができたらあとは簡単です。

それを改善するために教科書なり参考書なりを勉強すればいいのです。

しかし、このように模試の見直しをしている人は少ないのが現状です。

逆にいうと、このようにしっかり模試を見直せば絶対に他の受験生に差をつけられます

それはD判定から合格した僕が保証します!

 

あと模試の”判定”についてお話しすることもあるのでよければ下の記事も読んでくださると嬉しいです!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ぜひ読んだだけにとどまらず実際に実行して、合格に1歩近付いてください!

この記事を読んだ多くの人が模試をしっかり活用できることを願っています!

 

それではまた次回の記事でお会いしましょう!


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【世間は知らない】「教えてやる東大は簡単だ」の真実を東大生が語ってみた

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ドラゴン桜の「教えてやる東大は簡単だ」は本当なのか?

みなさんはドラゴン桜を知っているでしょうか?

インパクトのあるセリフを残したことで有名な、あのドラゴン桜です。

 

「教えてやる!東大は簡単だ!!」

とはいったものの、これは本当なのでしょうか?

仮にも日本の最高峰と言われる大学が本当に簡単だったら困ります笑

日本なんて終わりでしょう笑

しかし実はこれ、私に言わせて見れば半分は本当なのです

ではなぜ、「東大は簡単だ」と言われ、実際に現役東大生が半分本当だと思うのか。

その真実を暴いていきます!

 

教えてやる!東大は「思ったより」簡単だ!!

東大が「神格化」されている現実について

みなさんは「東大が難しい」「日本で最難関だ」という情報をどこで手に入れたでしょうか?

「なんとなくみんなが言っているから」「テレビやネットなどのメディアで知ったから」という人がほとんどだと思います。

実かそれが問題なのです。

東大を目指したことがある人なら、実際にその入試問題に触れるため、なんとなくその正確な難しさがわかります。

しかし、大学受験をしない人や東大を目指さない人だってそりゃたくさんいるわけです。

そんな中、テレビやネットで「難しい」「難しい」と言われていたり、「東◯王」や「ア◯ザー◯ジョン」などの東大生がいかにも頭いいように扱われる番組を見たりしたら東大は「ものすごく」難しいと思わざるを得ないのです。

確かに東大は難しいですが、実はこのように必要以上に難しいと思わされているため、実際は「思ったよりは」簡単なのです。

 

テレビに出てくる東大生は実は本当の東大生ではない

私は先ほど「東大は神格化されている、実はそんなに難しくない」と言いました。

しかし、このように思う人もいるでしょう。

 

 

テレビに出ている東大生って頭いいじゃん。

私たちはそれを見ているんだからテレビとかのメディアに別に印象操作されてないよ。

 

 

実はこれにもトリックがあるのです。

確かに東大生は頭がいいかもしれません。

それは話を簡単にするため事実としましょう。

しかし忘れてはならないこともあります。

東大だって数ある大学の1つであり、数ある学校の1つであると。

みなさんの学校を思い出してください。

「あいつ頭いいな」とか「あいつはあんまり勉強が得意じゃないな」とか色々な学力の人がいたはずです。

これは東大でも例外ではありません

東大生の中でも、頭いい人と悪い人はいるのです。

その証拠として、東大の入試最低点と最高点を見てください。

以下は2018年の東大(文科2類・経済学部)の合格最低点と最高点を示したものです。

 

合格最高点

454.3111/550

合格最低点

354.9778/550

 

東大入試は550点満点ですが、ちょっとわかりにくいのでだいたい100点満点に換算してみます。

 

合格最高点

82.60/100

合格最低点

64.54/100

 

お分かりでしょうか?

みなさんの知っている学校なりクラスなりを考えて見てください。

60点台の人間と、80点台の人間が同じ学力を持つと果たして言えるのでしょうか???

答えは簡単、NOですよね?

このように、東大生の中でもバカはいるし、当然天才もいるのです。

平均は確かに高いかもしれませんが、こう考えると構造上はみなさんの知っている学校と東大はなんら変わりないのです。

そして、テレビに出ている東大生は言うならばこの「80点台の人間」ばかりなのです。

みなさんの学校のなかで、成績上位5%だけ集めて「私たちの学校は優秀です」と言っているようなものなのです。

実際の東大生の平均は

 

381.0984/550

(69.29/100)

 

なので、テレビに出ている東大生は「平均よりかなり頭がいい」という点で、実は本当の東大生の姿を映していないのです。

そりゃ上位数%だけ集めて「東大は頭いい」と言われたらそう思い込んじゃいますよね笑

これが「教えてやる!東大は(思ったより)簡単だ!!」の真実なのです。

 

まとめ

どうだったでしょうか?

私は決してこの記事で「東大って簡単なんだぜwww」と煽りたいわけではありません。

東大は日本の最高峰と言われるだけあり、やっぱり難しいです。

しかし、私が真に伝えたいのは

 

東大は「思ったよりかは」簡単だから、もしあなたが受験生なら是非臆さず挑戦してほしい

 

ということです。

一人でも多くの受験生に勇気が与えられたら嬉しく思います。

 

それではまた次回の記事でお会いしましょう。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

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センター200点満点の私が英語長文を5分で読んだ速読方法

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センター英語の長文なんて5分で読める!!!

このページを見てくださっているということは、読者の皆さんは大学受験に向けて頑張っていると思います。

国立を受ける人ならもちろん、私立の受験者でもセンター利用などでセンター試験を受けることは多いと思います。

そんな中、200点を占める&得意不得意で点数が分かれる「センター英語」は、得点できるかできないかで大きく差が出る科目です。

センター試験で、1科目のみで200点を占めるのは英語と国語だけですが、国語は性質上ちょっと勉強しづらいし、得点もなかなか安定しません。(数学とか社会とかは100点×2科目扱いしています)

しかし英語はそうではありません。

方法さえ間違わなければ、確実に得点科目にすることができます。

実際に私はセンター試験本番で200点満点を取ることに成功しました。

センター試験で英語を得点科目にしないのははっきり言ってもったい無さすぎます!

しかしセンター試験には特有の性質である「時間のなさ」があります。

これはかなりやっかいですね。

しかし、センター英語に関して、もし長文問題を5分で読んで理解できたらどうでしょうか?

当たり前ですが、「時間がない」ということは一切なくなります

今回は、実際に私がセンター当日、もっというなら東大の2次試験でも使った速読の方法を完全公開します!

それでは少々前置きが長くなりましたが、中身を見ていきましょう!

 

速読のためにはイメージで単語を捉えるべし!

長文は当たり前ですが長いです。

長文は長文として全体を捉えた上で理解しなければなりません。

しかし、その全体の理解を支えているのは紛れもなく1つ1つの小さな「単語」なのです。

そのため、必ず下準備として単語の基礎を固める必要があります。

ですが、何も僕は無機質で何の面白味のない単語の暗記をただただひたすらやれ、などとは言ってもいませんし思ってもいません。

むしろやめていただきたいくらいです。

ただ別にこれは単語の勉強をやめろというわけではありません。

「イメージを使って暗記する」ということがとても重要なのです。

 

イメージ暗記に関しては以下の記事で詳しく書いているので参考にしてください。

 

イメージを使って暗記をすると、上の参考記事にも書いてあるように「楽して大量の暗記」ができます。

しかし実はそれだけではないのです。

なんと、読解スピードも圧倒的に速くなるのです。

これには理由があります。

人というものは必ず理解する時に「イメージ」を伴うという性質があります。

もしみなさんが上の参考記事でいう「important = 重要な」や「apple = りんご」などと暗記していたとしましょう。

すると、例えば “There is an apple on your hand.” という文章を理解する時、当然日本語で「あなたの手の上にりんごがある」と訳してから理解することになります。

そして無意識のうちに日本語に訳した文章からイメージを思い浮かばせて理解しているのです。

では、もし単語をイメージで暗記していたらどうでしょうか?

当然日本語に直さなくても英文を読んだ瞬間に理解が可能になるのです。

 

前者のように一回日本語に直して理解すると、

 

“There is an apple on your hand.” を読む

日本語で「あなたの手の上にりんごがある」と訳す

 

というように、理解に3ステップ必要になります。

しかし、後者のイメージを使う方法だと、

 

“There is an apple on your hand.” を読む

 

というように、理解するのに2ステップしか必要ではありません

 

さらに、私たちの母国語である日本語を理解する時

 

「あなたの手の上にりんごがある」を読む

 

という2ステップであることを考えると、このイメージを使った方法は、

 

私たちが日本語を理解する時と同じ仕組みで外国語である英語を理解している

 

ということになるのです!

 

こうなれば当然、日本語を読むように英語を読んでいるので速読のスピードが桁違いに速くなるのも頷けますね。

 

 

そして私は実際にこの勉強法、速読法で受験を比較的楽に突破できたのですでに実証済み&本当におすすめです!

みなさんが記事を読んだだけで終わらず、実際に試していただけるととても嬉しいです!

それではみなさんのより良い勉強ライフを願って今日は終わりにしたいと思います!

また次回の記事でお会いしましょう!

 

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【東大生が語る】受験合格のため知るべき「3つの学力」

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学力は点数に出るような「学んだ力」だけではない!

みなさんは一般的に「学力」というとどういうものを想像するでしょうか?

「テストの点数」とか「偏差値」とかを想像する人が多いと思います。

確かにこの「学んだ力」というのは大事です。

入試の合否に直結しますし、受験生にとってはなくてはならないものです。

しかし、「学力」=「学んだ力」というのは少々間違っているのです。

それは、「学力」というのが

 

1 「学ぶ力」

2 「学ぼうとする力」

3 「学んだ力」

 

の3つにわかれているためです。

これを意識してないと、一番大事な力である「学んだ力」がなかなか思うように伸ばせなくなるという危険性があります。

しかし、いきなり「意識しろ」だの「3つの学力を伸ばせ」だの言われてもなかなかピンとこないしよくわからないと思います。

そこで、以下で3つの学力の詳細とどう意識したり日々の勉強に取り入れていけばいいか解説してあるので是非読んでいってください!

それではどうぞ!

 

学力その1:「学ぶ力」

これは簡単にいってしまうと、「勉強効率」のことです。

ある勉強をした時に、どれくらい学力(=学んだ力)がつくのかという力です。

例えば、A君は1時間で30個の単語を覚えられて、B君は1時間に20個の単語しか覚えられないとします。

この場合、明らかですがA君の方が「学ぶ力」を持っていて、B君はA君に比べるとこの「学ぶ力」を持っていないことになります。

そして、この「学ぶ力」ですが、これを高めておくといいことがたくさんあります。

「短時間で学んだ力がつくから遊ぶ時間が増える」「短時間で成果が出るから受験勉強などのモチベーションがアップする」などいいことづくめなのです。

 

学力その2:「学ぼうとする力」

これは簡単にいうと「やる気」「モチベーション」などのことです。

要するに、どれだけ勉強できるかという力ですね。

これが大事なのは皆さんわかると思います。

特に受験では、多くの人が現役でも最低半年〜1年、浪人なら2〜3年勉強することになります。

確かに効率よく勉強するための学力(=学ぶ力)も大事ですが、そもそもモチベーションがなくなって勉強しなくなってしまったら元も子もありません。

受験というのは案外時間があるものです。

そのなかで1日中勉強し続ける生活を受験期毎日続けられる人は東大生でもなかなかいません。

必ず「休憩」する必要があります。

しかし、この「学ぼうとする力」が十分にないと「もういいや」「勉強したくねぇ」と休憩から復帰することができずに学力(=学んだ力)が真っ逆さまに落ちる、なんて末恐ろしいことも起きてしまうのです。

 

学力その3:「学んだ力」

これはよく学力といった時に一般的に想起される、「テストの点数として出る学力」「偏差値」のことです。

これについては特に説明はいらないと思いますが、まあテスト受ける時とか受験合格とかには必須な力であることは頭に入れておいてください。

あと今までこの学力以外に2つ紹介しましたが、結局その2つはこの「学んだ力」を伸ばすためのものであること、つまり最終ゴールはこの「学んだ力」であるということも頭に入れておいてください。

 

学年に応じてこの「3つの学力」を使いわけるべし!

1〜2年生のまだ受験が遠い時期に「学ぶ力」と「学ぼうとする力」を身につけろ!

1〜2年生のうちはまだ受験も遠く、なかなか受験に向けてがっつり勉強なんてことは難しい時期だと思います。

遊びたいし、部活はあるし、学校行事はあるし…

でも「じゃあ何もやらない!!!」のも清々しいですが3年になったら自分が困ってしまいます。

そこで、「将来自分が受験勉強を始めた時にスムーズに進めるように準備すればいい」と考えるのです!

だいたいの受験生が、受験勉強を始める時に「勉強の効率の悪さ」「やる気のなさ」が障害になります。

というか、全ての受験生といっても過言ではないのではないでしょうか?

だから、受験期に本格的に突入する前にそれらの障害を取り除くために「学ぶ力」と「学ぼうとする力」をつけておこうという意識づけをするべきなのです。

ちなみに、「学ぼうとする力」に関しては「第一志望校を決める」や「大学に入ってからやりたいことを決める」などが有効です。

大学生になって充実した生活を送っている自分を想像してみるのも全然アリだと思います。

「学ぶ力」に関しては、自分で色々な勉強法を試したり探ってみたりするのが一番いいかなと思います。

このサイトでは勉強や受験、効率の良い勉強法なども記事に書いているので是非参考にしてみてください!(露骨な宣伝すみません笑)

 

3年生は身につけた「学ぶ力」と「学ぼうとする力」で「学んだ力」を爆上げしろ!

もしみなさんがこの「学ぶ力」と「学ぼうとする力」の意識づけが1〜2年生のうちにできてきたら他の受験生より100歩も200歩も先に行っているという自信を持って大丈夫です!

だってほとんどの受験生ができていないですから笑

ですので、あとは「学ぼうとする力」で勉強時間を増やして「学ぶ力」で勉強効率を上げれば、絶対に成績=「学んだ力」はついていきます!

そうしたらもう第一志望校合格なんて余裕にできるはずです!

これと同じ考え方で高校3年間を過ごし、ガリ勉することなく東大に合格した私が保証します!

 

ぜひ1人でも多くの学生に役立ったと思っていただけたら嬉しいです!

最後まで読んでくださってありがとうございました!

他にも色々な受験や勉強にまつわる記事を書いているのでそちらも読んでいただけると嬉しいです!

それではまたお会いしましょう!



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【東大生が語る】99%の受験生が勉強法を間違っている理由

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99%の受験生は絶対勉強法を間違っている!!!

 

みなさんはタイトルを見て驚かれたでしょうか?

「いや、俺の勉強法はどう考えても正しい」「本当にそうなの???」という人が多いと思います。

しかしこれだけは本当に絶対断言できます。

 

99%の受験生は絶対勉強法を間違っている!!!

 

…と、まあ何も根拠なしに言われてもピンときませんよね?

しかし安心してください。

別に私は、「お前ら全員間違った勉強法で苦労しろやwww」とか思っていません。

私は、ほとんどの受験生が勉強法を間違っているのを見て、「正しい勉強法でなんとかして受験勉強を楽にしてあげたい」と思ってこの記事を書いています。

なので、なるべくわかりやすく、丁寧にその理由と対処法を書くのでぜひ参考にしてください!

質問フォームは一番下にありますので、何かあればそこからお願いします!

それでは理由の説明に入りましょう!

 

99%の受験生が正しい勉強法ができていない理由

みなさんは、学校なり塾なりで「国語」「数学」「理科」「社会」「英語」の科目を習っていると思います。

しかしこれらは、多くの人に対してなるべく効果が出るように組まれているため、どうしても個人個人に対して一番効果の出る方法ではないのです。

しかしここで問題が生じます。

一人一人「受験校=到達点」が違うのに、同じ勉強をしているという点です。

一番わかりやすい例でいうと、私立国立ですね。

私立はだいたい2〜3教科に対して、国立は5教科7科目のところがほとんどです。

明らかに勉強内容が変わるでしょう。

しかし、同じ教科の中でも勉強法を変えなければいけない場合が多々あるのです!

それは、「学校によって問題傾向が全然違う」からなのです!

例えば、東大と京大。

どちらも同じく難関大ですが、国語なら東大は簡潔にまとめる問題、京大はとにかくたくさん書く問題が出ます。

英語も、東大は時間が足りないが文章じたいはじっくり考えれば読めるけど、京大は文章そのものが難しい傾向にあります。

このような差があるにも関わらず、単純に「英語能力」「国語能力」などと言っていいのでしょうか?

当然、ですね。

英語なら、東大志望者は特に速読を勉強するべきですし、京大志望者は精読を勉強するべきですね。

このように違いがあるのに「英語」「数学」などと一括りには絶対してはいけません

ただ、多くの人が無意識のうちに一括りにしてしまっているため、「99%の受験生が勉強法が間違っている」とタイトルで表現したのです。

 

正しい勉強法ができていない場合のデメリット

これはもう単純です。

無駄なんです!効率が悪いんです!

だってみなさん、やんなくてもいいことまでやってしまっているのですから。

「学校は塾は万人に対して効果の出る方法を取っている」といいました。

これは逆に、「学校は塾の授業は最初から最後まで何もかも全てやっている」のと同じ意味なのです。

やらなくてもいいところをやったり、やる優先順位の高いものが完璧でないうちに優先順位が低いものをやってしまったりしているのです。

これは当たり前に、時間がない受験生にとって致命的です。

速攻解決すべき問題です。

それでは具体的にどうすればいいのでしょうか???

 

対処法:まずは受験校の入試問題の分析をするべし!

「分析」というと、そんな難しいことできないよ!?という声が聞こえてくる気がします笑

しかしここでいう「分析」とはなにも「25年くらいの入試問題を集めてそれぞれの問題傾向に注視し、それをまとめて来年どんな問題が出るのか予想分析をする」などと言っているわけではありません。

そんな大層なことは塾に任せていいんです笑

ここでいう「分析」とは、「入試問題を見て、この問題を解けるようにするためには何を勉強すればいいか考える」ということです。

もっと簡単に言いましょう。

「今この分析した入試問題を解くとして、カンニングしていいとしたらどの参考書・問題集を持って行きますか?」ということなのです。(辞書、過去問はさすがになしで、純粋な参考書・問題集だけにしてください)

そして、この時持っていく参考書・問題集こそがこれから勉強するべき参考書・問題集ということになります。

入試問題を見て決めた参考書や問題集なので、絶対に入試問題に対して一番効率的な勉強ができることは間違いないですよね!

 

ちなみに塾に行っている人は東大クラスや京大クラスなど、受験校が名前に含まれているクラスに入る場合があると思います。

そういう人は「あ、この記事に書いてあること関係ないや」と思わないでください。

確かに受験校が名前に含まれているので、普通の授業よりは間違った方法を取っていないように思われます。

しかし、同じクラスでも学力に当然差があるので、本当に自分にとって最適かどうかは絶対に個人差があります

さらに、だいたい難関大学のクラスでは、結構「ここまでやれば絶対合格できる」というラインまで課題を課すので、優先順位を自分でつける必要があるのです。

「合格には絶対必要なこと」より先に「まあ合格には必要ないけど余裕合格には必要なこと」を勉強してしまうと効率悪いですからね。

 

まとめ

色々言いましたが、僕が最後に言いたいことはこれだけです。

 

必ず「本当に自分の志望校に合格するために今この勉強をするべきなのか」ということを問う意識はぜひ受験当日まで続けてください!

 

ということです。

この記事の内容を読んで意識が変わり、みなさんが合格することを心から祈っています!

他にも受験生に役立つ記事を書いているので参考にして見てください!

 

それではまたお会いしましょう!

 

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【受験必勝】大量の単語暗記を一瞬で超楽勝にする勉強法3選

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正しく勉強すれば1ヶ月に単語1000個は覚えられる!!!

暗記に自信のない人に朗報!実は暗記能力は持って生まれた能力ではない!!!

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学校の授業を全て聞くと受験で落ちる本当の理由2選と対処法|Part2

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↓この記事はPart1と繋がっています↓

 

理由2:学校の授業は「平均」に合わせている

これもみなさんがよくわかる理由だと思います。

学校は家庭教師や塾の個別とは違い、30人〜40人の学級に対して授業をしているのであって、個人個人に即した授業はしていません。(というか、できません。)

なるべく多くの生徒に対して授業が効果を持つようにしているのであって、誰か特定の個人を対象にしていません。(していたら、ひいきだひいきだって言われますものね笑)

つまり、どうしても学力の高い生徒は授業が簡単に思ってしまい学力のあまりない生徒は授業を難しいと感じてしまうのです。

生徒一人一人、学力も違えば到達点である受験の第一志望校も当然違います。

その中で画一的な授業をすることは「全体」にとって利益はありますが、「個人」にとっては必ずしも一番いいとは限らないのです。

それでは「個人の生徒それぞれが」一番学力を上げるようにするためにはどうすればいいのでしょうか???

対処法1:授業を部分利用する

さっき書いたように、学校の授業というものは「多くの生徒」or「平均」に対して展開されています。

当然、どんな生徒でも苦手科目や不得意分野を持っているため、何かしら「平均以下」の部分があるはずです。

だから、そういう苦手・不得意なところは積極的に授業を受けて勉強し、それ以外の得意な部分は「応用問題をやる」という姿勢で受けると一番学力が伸びるのです。

苦手や不得意な部分を自分一人でやっても効率が悪いですし、逆にもう分かりきっている得意な部分の基礎的な部分をやるのも当然時間の無駄です。

しかしここで注意があります。

安易な気持ちで「私は数学が苦手で英語が得意だから、数学の授業はちゃんと聞くけど英語の授業は聞ーかないっ!」というのは絶対にやってはいけません

数学は数学でも、英語は英語でも色々な分野があり、その中での得意不得意が必ずあるはずです。

例えば数学なら、図形は得意だけれど整数問題は不得意、などですね。

このように、細かく分野ごとに分けたうえで得意不得意を決定し、「授業を聞くor応用問題をやる」の決定をしてください。

何となくざっくりと、「数学」とか「英語」とか分けていると必ず痛い目にあいます。

それと、もし授業中に「もしかして思ったより基礎ができているかもorできていないかも」と思ったら、その瞬間から「授業を聞くor応用問題を解く」の選択を変えてください。

人間って思ったより自分の得意不得意を正しく見極められないですから笑

もしここで意固地になって最初に決めた「授業を聞くor応用問題を解くの選択」に執着してしまうと、逆に学力が下がってしまいますので気をつけてくださいね。

対処法2:問題集を使って授業で基礎を完全完璧に固める

先ほどお話ししたように、授業というのは「平均」に対して授業をしているのであって、決してレベルの高い内容の授業を展開しているわけではありません。

つまり、授業内容自体は基礎レベルということになります。

だから、先生の説明を聞いて理解できた瞬間から問題集の基礎問題を授業中に解きまくって基礎をこれでもかというほど固める、というのが1つの解決法として使えるのです。

これならもし学校の先生に「お前内職しているだろ」と言われても、「いえ、授業内容を本当に理解できているか実際に問題を解いて確かめていただけです!」と声高らかに言えます笑

それに、授業で問題演習・基礎の確認までしていると、とても後々の家庭学習が捗りますし、応用問題の下地を作ることも可能なのです。

きっと、定期テスト前に必死こいて勉強しなくてもいいレベルまでにはなると思います。

 

まとめ

2つのパートに分けてまで色々お話しさせてもらいましたが、抽象的にいうと結局僕が言いたいのはたった1つです。

それは、「何かしらの考えを持って授業に臨め!!!」ということです。

「やるべき内容を明確化する」にしても「理解最優先にする」にしても「授業を部分利用する」にしても「問題集を使って授業で基礎を完全完璧に固める」にしても、何かしら考えを持って授業に望んでいるのは明らかだと思います。

「授業は受験に意味がないから聞かない・寝てしまう・捨てる」という短絡的な考えはNGです。

しかし私は「考えを持て」と言っているだけで別に「聞くな・寝るな」とは言っていません。

あくまで自分で「何をすれば一番学力が上がるのか」という明確な考えを持ってさえすればいいのです。

例えば、極端な話、「今日は睡眠不足で、今50分授業中寝たほうが後々の3〜4時間の家庭学習の効率が上がる」としっかり考えた上なら僕は最悪寝てもいいと考えています。

あくまで、極端な例ですが笑

しかし、これにはある程度の精神力は必要です。

自分の中に確かな考えを持っていても、なかなか周囲には認めてもらえないからです。

僕も受験期にはあまり同級生や先生に僕の行動は認めてもらえなかった記憶があります。

ある英語の授業で、最前列の席に座りながら単語の勉強をしていた時は授業終わりにクラスのみんなの前で先生に嫌味は言われましたし、数学科の先生には「あいつは授業を聞かない」と有名だった(?)ことも卒業後に聞きました。

それでも僕は、何も考えずに寝ているやつが怒られず、自分みたいに考えて周りの意に反しているやつが怒られているのを疑問に持っていたので折れはしませんでした。

ちょっと話が過去のエピソードになって少しずれてしまいましたが、とにかく学校の授業はやみくもに捨てるのではなく、「何かしらの考えを持って授業に臨む」ということを1人でも多くの人が意識してくれたら嬉しいです。

本当に、「何かしらの考えを持って授業に臨む」ということだけは覚えて帰っていってください!

お願いします!

 

 

そして、2パートにもなりましたが最後まで読んでくださってありがとうございました!

それではまた会いましょう!

 



 

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学校の授業を全て聞くと受験で落ちる本当の理由2選と対処法|Part1

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学校の授業は全てを聞こうとするな!!!

このサイトに訪れたということは、みなさんは多分「学校の授業」と「受験勉強」をどうするべきか悩んでいるのではないでしょうか?

大丈夫です。僕も含めみんな誰しも悩むことですから。笑

そこで、そんなみなさんの悩みを解決すべくこの記事を執筆しました。

きれいごとなしで、「なぜ学校の授業を全て聞くとダメなのか」「なぜこんなにも学校の授業が受験に意味ないと言われているのか」「それじゃあどう解決すればいいのか」ということをぶっちゃけちゃいます!

一人の受験を乗り越えたやつの意見として是非参考にしてください。

 

学校の授業を全て聞こうとしてはダメな本当の理由とその対処法

理由1:そもそも50分の授業全てが人間の頭に入るわけない

これはみなさん直感的にもわかると思います。

授業は50分、グループワークとか除いて基本的に日本の教育では先生がずっとしゃべっていることが多いです。

50分間人間がしゃべり続けた内容、当然膨大な量です。

覚えられるわけねーだろ!!!と叫びたくなりますよね。

まあともかく当時の僕はそう思っていましたし、授業内容全てを覚えることができないのはみなさん納得のはずです。

かといって、「授業全く聞かない」というのも効率が非常に悪いです。

せっかくの受験期の大事な時間を無為にボーッとして過ごすのはもったいなさ過ぎます。

じゃあ具体的にどうすればいいんでしょうか???

対処法1:やるべき内容の明確化をする

「授業中に全てを習得するのは無理、でも授業内容は身につけなければならない」のならば解決策は簡単です。

「後々、授業で何をやったか、そして何を身につけるべきか」覚えておけばいいのです。

もっとぶっちゃけます。

授業では何も身につけなくていいから「何をやったか」と「何を習得すればいいか」だけは覚えておけ!!!

ということです。

まあその上で余裕があれば授業で何かを習得してもいいですが、基本やんなくていいです。

例えば、三平方の定理を習ったとして、ほとんどの人はa²+b²=c²という「内容」を習得しようとしますよね?

そんなのは優先順位的には2番目です。余裕があるときでいいんです。

大事なのは、「三平方の定理」というのをやったな、a²なんたらって式を習得すればいいんだな、ということを頭に残す方です。

実際、この三平方の定理は受験期の高校生には余裕だと思うので授業中に習得までしていいですが、もっと難しい高校の勉強ではこのような考え方が重要になっていきます。

でも、確かにやるべきことは明確化されるけど、そんなんじゃ受験当日まで大事な「習得」の方が間に合わない!という人もいると思います。

確かに一理はあるります。

しかし、受験期って思ったより時間があるんです。

時間がないのもそれは怖いですが、受験期でもっと怖いのはやるべきことが100%わかっていないということなのです。

やるべきことが分かっていないと、かえって無駄で非効率的な勉強までしてしまって時間が倍以上かかってしまいます。

さらに受験の大敵「やる気がない問題」。

やるべきことが分かっていないと、とりあえず目的意識もなく無駄で非効率的な勉強をしてしまい、時間はかけたのに成績が伸びない=やる気の低下なんて悲惨なことになりかねません。

ところが、やるべきことが分かっていれば「今日は◯◯を身につけるぞ!」という目的意識のもと、無駄のない効率的な勉強ができるため、やる気も出る&しっかり成績もついていきます

「授業中に内容を習得するな」とは何も言ってなく、それよりも大事なことを見逃しているよということをお伝えしたかっただけです。

対処法2:理解最優先にする

暗記が無理ならば、とりあえず暗記は対処法1のように何を覚えればいいのかだけ頭に入れておいて、理解の部分だけ授業中に完璧にしよう!という方法です。

今や参考書が充実している世の中になったので、ぶっちゃけ先生がしゃべったことって全部参考書なり教科書なりに載っているんですよ。

だから最悪暗記はそれら本頼りにして、授業中はノートも取らず「理解」に尽くすべきなのです。

暗記は本の内容を読んで覚えればいいので頑張れば一人でもできます。

しかし理解はそうはいきません。

教科書や参考書を読んだ瞬間、「ああ理解した」となることはないですよね???(天才は除きます笑)

だから先生が近くにいて質問もできる授業中に完璧に終わらせると良いのです。

さらに丸暗記はすぐ忘れますが、理解した内容って忘れにくいので根本的な問題である人間の暗記能力には限界がある、ということも解決できています。

理解した内容が忘れにくいということは以下の記事にも書いてあるので参考にしてください。

 

あと補足ですが、ここで言っている「理解」とは何も理数系の科目のことのみを言っていません。

「理解」とは、「丸暗記以外」です。

なので、暗記科目の社会でも「なぜ◯◯の乱は起こったのか」「歴史の流れは〇〇」だ、など理解の部分は当然あります。

くれぐれも「社会は暗記で理解部分がないからボーッとしていよーっと」とか思わないようにお願いします笑

 

 

↓今回は長くなってしまったのでPart2に残りは書いていきます↓

 



 

【受験必勝】3秒でできる本当に楽な勉強法3選とその理由

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勉強なんて3秒あればできる!「受験は辛い」なんて勉強法次第だ!

↓この記事を読んでない方はこちらから↓

「勉強は辛い」なんて幻想だ!!!

みなさんは勉強が好きでしょうか?

僕は嫌いです笑

多分みなさんも、この記事を見てくださっているということは嫌いまでいかなくても、「そんなに好きじゃない」「もっと勉強時間を減らしたい」と思っているのではないのでしょうか?

そんなみなさんに朗報です。

本当は勉強なんて辛くないんです。

何も僕は、「勉強すると知識が増えるから楽しいものです。(先生風)」などと言いたいわけではありません。

(勉強そのものを好きになれば一番いいですが、なかなかそうもいかないので…笑)

みなさんが無意識に考えている「勉強」というものは実は「勉強」のなかでもかなり辛い部類に入る、と言いたいのです。

つまり、勉強の中でも楽な方法を選ぶことは可能であるのです。

 

無意識に「辛い勉強法」をしてしまう2つの理由

とはいっても、なぜみんながみんな「辛い勉強」を無意識にでも選んでしまうのでしょうか?

実は、今の日本に浸透している教育法(学校・塾とかですね)にそのヒントがあります。

塾、特に学校はみんなが行くものなので全員が色濃く影響を受けやすいのです。

それでは、実際に理由を見ていきましょう。

 

理由1:学校の管理教育の影響

※注意※
この記事は決して学校教育を否定しているわけではありません。あくまで「影響が強い」ということを言っているだけです。

 

みなさんは義務教育6年間、そしてもしかするとこの記事にたどり着いた人はさらに高校3年間を通る人もいるかもしれません。

いずれにしても、みなさんが長い間学校に影響を受けていることは間違いないでしょう。

学校というものは、生徒の成績をつけて評価しなければなりません。

評価方法として、みなさんがすぐに思いつくものといったら、多分テストだと思います。

しかし…、もう一つありますよね?

そう、「提出物・課題・宿題」です。

学校は成績管理のため、当たり前に「どれだけやったか」という記録が残るような勉強法を私たちに与えます。

「ノートに書いて」提出しなさい、「問題集に書き込んで」提出しなさい…などです。

まあでもこれは当然であり、仕方ないことです。

確かにこの「書いて記録に残す」勉強法も一つの立派な勉強法として正しいです。

何も間違っていません。

しかし問題なのが、あまりにも学校の管理教育に影響を受けすぎたせいで、勉強といえば「ペンを持って書いて記録に残すようなもの」という考えが無意識のうちに頭に入っている、ということなのです。

つまり、ペンを持たない・書かない・記録に残さないでも勉強はできる、ということに学校教育を受けた後はとても気づきにくいのです!!!

何も持たず・何も書かないで勉強なんてどういうことだ???

という人は以下の記事を参考にしてください。

何度も言うようですが、「決して学校の管理教育が間違っている」だとか「良くない」とは言っていません。

学校の与える勉強法がその人に合っていることも当然あります。

僕が強調したいのは、「学校の提示する勉強以外にも勉強法って無限にあるよ」「勉強って書くことが全てじゃないよ」ということです。

そして、このことは長年学校教育を受け続け、無意識にその考えが浸透している皆さんにとって意識を本当に強く持たないと絶対に変えられない、ということも忘れないでいてくださいね。

 

理由2:「勉強法」や「効率の良さ」を考えるきっかけがない

日本の全生徒が否応なしに学校や塾の影響を受けていることは前に書いた通りです。

今回は逆に、影響を受けていないことが問題になっているのです。

どういうことか?

それは、学校や塾から勉強法を考えるきっかけをもらえない、ということです。

学校や塾というのは、「教科」を作った上で私たちに何かを教えます。

例えば代表的なのは「国数理社英」の5科目ですね。

当然、この「教科」として作られていないことを学校は教えません。

さてここで、1つ問題があります。

みなさんの塾・学校には「勉強法」という授業があったでしょうか?

一部の塾ならもしかしたらあるかもしれませんが、基本的にはありませんよね。

(「勉強法」というものが、曖昧でかつ一人一人違うため絶対的な答えがないので学校で教えられないのはしたかありませんが…)

仮に勉強法についての意識がついたとして、その性質上、テストの点数みたいに数字で出ないのでなかなかちゃんと考えては来れないのです。

結果的にではありますが、勉強法について何となくしか考えてこれないようなルートがもはや確立されてしまっているのです。

 

具体的な方法

ここまででみなさんは「勉強法について考えてこなかった」「そしてそれは仕方がない」ということを知っていただけたと思います。

そして、ここまで読むくらいの人はきっとすごく意識付けができたと思います。

「もう自分で考えられるよ」という人はこの先は見ずにブラウザバックしていただいても大丈夫です。

なぜならここで示す具体的な勉強法はほんの一部でしかないからです。

勉強法は本質さえ間違っていなければどんなものでもよいのです。

勉強法の本質ってなんだ???

という人は以下の記事を参考にしてください。

 

それでは具体的な方法についてお話しします!

 

方法1:ペンなし勉強法

これはもう単純です。

筆記用具を持たずに勉強する、ということです。

おいおい、ふざけてんじゃねーのか?と思う人もいると思いますが安心してください。

超大まじめです。

これはどういうことかといいますと、ぶっちゃけ「書く」という行為に意味があるのか?というお話と密接に関わっています。

みなさんは「勉強しなさい!」と言われたとき、どう思うでしょうか?

「また、机に座ってペンを持って教科書や参考書開いて…」と思う人が大半でしょう。

しかし「勉強」の本質は「机に座ること」にも「ペンを持つこと」にも「教科書や参考書などの教材を開くこと」にもありません。

本当の本質は「頭の中に勉強内容を入れること」にあるのです!!!

つまり、頭の中に勉強内容を入れていれば(もしくはアウトプットしていれば)それは立派な勉強になるのです。

ちょっと考えてみてください。

「書く」という行為そのものに学力を向上させる力があるんだとしたら適当にでも量を書いたものがちですよね?

しかし、実際は適当にただただ書き続けていても学力は上がらないことはみなさんの実感でわかるかなと思います。

(まあ書いたら書いた分だけ覚えられたら暗記パンか何かですものね笑)

つまり、どういうことかというと、私たちは「書く」という行為を通して「脳に書いている」のです。

だから、適当に書き続けていても結局脳に書かれることはなく全く内容が頭に残らないのですね。

 

そして、特に僕が疑問を抱いているのが、選択問題や答えが1つに決まっている問題で問題集なりノートにその答えを書くという行為です。

だって、「答え:ア」とか「答え:①」とか書く必要あります??

(数学などの計算・記述問題はさすがに書く必要あります)

そんなの書いている時間があるなら別のことやれよって話ですよ。

「そんなの書かなくてもペン持たなくても机に座ることすらしなくてもできるだろ!!!」とつくづく僕は思っています笑

あ、あとちなみに、ペンなし勉強法はこの記事のテーマにもあるように「3秒でできる」勉強法なのでおためしあれ、です笑

 

方法2:思い出し勉

これは根本的な考え方は方法1のペンなし勉強法に似ています。

つまり、勉強は頭の中に内容を入れていればいいんだ、書く必要なんてないんだ、という考え方に即したものになります。

そこで、今まで勉強したことを思い出すだけ、というのは勉強に入るでしょうか?

当然、頭の中に内容を入れているため、立派な勉強ということになります。

この勉強法は新しい内容を勉強するのは無理ですが、復習や定着のためには最適な方法となります。

「3秒でできる」勉強法であることはもちろん、今この瞬間このサイトを見ながらでもできるのです。

昨日覚えた単語を思い出すのもよし、今日の授業内容を振り返るのもよし、なんでも今までやったことなら一瞬で勉強できます。

とにかく今までやった内容を暇なちょっとした時間にやればなんでもいいのです!

 

と、考えるとハードル下がりますよね?

なぜなら、寝ながらでも参考書を本気で読んでいればそれは立派な勉強になりますし、電車内や学校まで歩いている時だって「今日の授業内容は〇〇だったな」とか「昨日覚えたことは〇〇だったな」と思い出すだけで十分立派な勉強になるのですから。

(ただし、いくらなんでも机に座ってペンを持って勉強するときより効率はさがります。やらないよりはまし、すきま時間でしっかりとした勉強ができないときにできる、という考えのもとの勉強法です。)

本当に楽で繰り返しの復習には最適なのでとてもおすすめです!

 

方法3:なんとなく勉

これは暗記能力に自信があんまりない人や集中力が続かない人向けの勉強法です。

結構間違った常識が無意識に世の中に広まっているのですが、実は人間というものは「覚えようとしたものは見た回数が1回でもあまり忘れない」という能力があります。

いやでもちょい待て、と。

そんな一回見ただけで覚えられるなんてありえねーぞ、と。

別にこれは僕が超人だから1回で覚えられるぜ!、とか言っているのではありません。

(当然、何十回も繰り返さないと覚えられません笑)

実は、みなさんが「覚えられない」のは、たいてい「覚えていない・頭の中にない」のではなく「頭の中にはあるけど思い出せない」ということが圧倒的に多い、と言いたいのです。

例えて言うなら、ぐちゃぐちゃのタンスの中のどこかには確かに靴下があるけれども(頭の中にはある)、見つけることがぐちゃぐちゃだからなかなかできない(思い出せない)、ということです。

タンスの中に靴下をポイっと投げ入れるのは簡単ですが、発掘するのは難しいですよね?

これと同じことが勉強にも言えます。

「覚えること」そのものは楽なのです。

だから、なんとなくでも参考書読んだり単語帳読んだりすると「覚えること自体」はできるのです。

やる気のない時、いつも集中して頑張っているのに暗記できない、そんな時にはこの勉強法が役に立ちます。

(当然、思い出すための勉強=アウトプット練習は後々必ずしてくださいね笑)

頭の中にはあるけど思い出せないってどういうことだ???

という人は以下の記事を参考にしてください。

(1つめの記事は1.1.2「覚えている」とはを、2つめの記事は最初の方を特に読んでください。)

 

まとめ

言いたいことは書き尽くしたので、最後に重要なことを振り返ろうと思います。

 

① 「みなさんは無意識に何かしら学校なり塾なりの影響を受けてしまっている」ということ。

「ペンなんて持たなくても、机に座らなくても、やる気がなくても、3秒でも、なんでも勉強はできる」ということ。

「勉強の本質を見極め、最適な勉強法を考えると勉強効率が格段に上がる」ということ。

 

ぜひこれらを意識して、充実した勉強ライフを送ってください!

それではまた会いましょう!


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