
- そろそろ受験生だけど最適な睡眠時間がわからない
- 睡眠時間を削って勉強している(そして、昼睡魔に襲われている)
- 睡眠をしっかり取った上で、成績もしっかり上げたい
という方へ
本記事では、以下の内容を解説します。
- 最適な勉強時間
- 睡眠時間を削る=成績upではなくdownな理由
- 睡眠をしっかり取ることで成績を上げる方法
この記事を書いた人
- 勉強効率を最重視して勉強法を研究
- 塾にも行かず、公立高校から現役で東大に合格
- 勉強法の重要性に気づき、中高生に勉強効率の高め方を発信
受験生の最適な睡眠時間は7時間
7時間がベストな理由
受験生の最適な睡眠時間は7時間というのは知っていましたか。
6時間でもなく、8時間でもなく、「7時間」というのがポイントなのです。
なぜなら、受験という長い長い戦いにおいて、7時間の睡眠というのが一番効率よく勉強を進められるためです。
睡眠時間というのは、多すぎると勉強する時間がなくなってしまうし、短過ぎても授業中眠くなって結局効率が悪くなってしまいます。
この、勉強時間と勉強効率の関係は上に凸な関数の形をしています。
つまり、このグラフの一番高い頂上の7時間というのが最適な睡眠時間ということになります。
多過ぎるとだらだらしちゃいますし、短過ぎても眠くなって勉強効率が悪くなるからですね。
日中極度に眠くならない程度の短い時間である、7時間がベストというわけです。
もちろん、人によって、7時間が長い・短いはあると思います。
ただ、長いと言っている人は本当に7時間より短くして日中眠くならないか考えて欲しいです。
結局、睡眠時間を削って勉強しても日中の勉強に集中できなかったら意味ないですからね。
逆に、「7時間が短い」という人はぐっすりといい睡眠が取れていない可能性があります。
その場合は、寝る前にスマホを触らないなどはもちろん、昼間少しの仮眠を取ることをお勧めします。(詳細は↓で)
昼間眠くなってしまう場合
少し寝付きが悪くなってしまったりなど、様々な理由でどうしても昼間眠くなってしまうこともあるかと思います。
その場合は、「椅子に座ったまま机に突っ伏す形で」&「15分だけ」昼寝をしましょう。
あくまで、7時間の睡眠が良いと言ったのは勉強するのに一番効率が良いからでしたね。
それなのに、昼間眠い中無理やり勉強しても意味がありません。
ですが、ベッドで寝るのは絶対にNGです。
経験がある人も多いと思いますが、ベッドで寝てしまうと15分で起きられるはずがなくなります。
昼ガッツリと寝ることになり、夜の睡眠の質が下がり、翌日また昼間眠くなるという受験生では最悪の悪循環が始まってしまいます。
絶対にやめましょう。
また、15分なんかじゃ何も変わらないのではないか?と思う人もいるかと思います。
しかし、一回やってみればわかるのですが、結構すっきりとする場合が多いです。
完全にスッキリしなくても、勉強の効率があんまり落ちない程度には回復することは間違いありません。
とにかく、昼間眠くなったら「椅子に座ったまま机に突っ伏す形で」&「15分だけ」昼寝。これは覚えておきましょう。(もちろん、実践もしてくださいね。)
より「効率よく」睡眠時間を取るためには「勉強法」が大事
これまででは、あくまで「睡眠時間」だけの話をしていきました。
しかし、より「効率よく」睡眠時間を取るためには実は「睡眠時間」だけを良くしても効果はそこまで表れません。
案外盲点なのですが、睡眠をよくするにはなんと「勉強法」が大事になってくるのです。
理由は簡単で、勉強法をしっかりすれば短時間で成績を上げられる=その分の時間を睡眠にあてられる、という話です。
1日24時間はみんな平等ですから、同じ勉強量を2時間でできる人より1時間でできる人の方が、1時間だけ睡眠に当てられる時間が変わります。
その人は、1時間しっかり睡眠を取ることで翌日スッキリした状態で集中して勉強に取り組むことができます。
そのため、さらに勉強効率が上がってもっと成績が上がるということです。
逆に、勉強法がしっかりしていないために2時間かかった人は睡眠時間を削る形で勉強するため余裕がなくなり、勉強効率も下がって頑張っているのに成績が上がらないという悪循環になってしまいます。
そのため、勉強効率さえ上げてしまえば睡眠を削るような「量」の勝負ではなく、「質」の勝負に持ち込めるので受験では合格につながるのです。
睡眠時間を削って勉強することは、短期の成績upにはいい手段ですが、受験という長期戦では悪影響でしかないですからね。
スポーツに例えるとわかりやすいですが、毎日寝ずにハードなトレーニングをしている人間は身体を壊すことくらいみなさんわかると思います。
勉強でも同じです。睡眠時間を削って勉強は結局頭を壊します。
身体と違って痛みはないので感じにくいですが、確実に壊れていくのです。
そのため、焦るのもわかりますが、長期的に「頑張ったのに成績が伸びない」のはこのパターンがほとんどですので、くれぐれも無理な勉強はやめましょう。
勉強法を極めて、短時間で成果を出す方向に向かってくださいね。
(以下で東大に合格するまで私が研究した勉強法を紹介していますので、絶対最強の勉強法を見つけていない人はぜひどうぞ)
<まとめ>
いかがだったでしょうか。
最適な睡眠時間である7時間を実践した上で、さらに余裕が出るように勉強法を確立していってくださいね。
みなさんが無理なく合格を掴めることを心より願っています。