
- 受験生だけど受験勉強疲れた…
- 受験のストレスや不安がすごい…
- まだ受験生じゃなけど、今後ちゃんと受験勉強できるか不安…
という方へ
本記事では、以下の内容を解説します。
- 受験勉強のストレスや不安の扱い方
- 受験のストレスや不安の解消方法
- これから受験生になる人へ、受験でストレスや不安を感じないための準備事項
この記事を書いた人
- 受験勉強の最初はやる気があって成績もまずまずだったが、夏休みで失速
- 夏休みサボった原因は「ストレス」「不安」に押し潰されたから
- 「ストレス」「不安」の解消には「楽に勉強するしかない」と気づき、「楽に勉強する方法」を模索
- 超高効率の勉強法を身につけ、東京大学に現役合格を果たした
目次
受験ストレスや不安の解消は、「楽して勉強=勉強効率向上」すべし
受験のストレスや不安の原因は「勉強そのもの」ではなく「成果が出ないこと」
受験生はストレスや不安にたくさん悩まされると思いますが、その「ストレス」「不安」の原因は何でしょうか。
「そんなの、受験勉強そのものに決まっているよ」と答えが返ってきそうですね。
しかし、実は受験のストレスや不安の原因は「受験勉強そのもの」ではなく「成果が出ないこと」にあるのです。
非常に意外に聞こえる人もいるかもしれませんが、もう少し深く考えていきましょう。
もし仮に、勉強すればするほど恐ろしいスピードで成績が上がっていったら、みなさんは「ストレス」や「不安」を感じるでしょうか。
それこそ、テスト前日だけの勉強で当日9割〜満点を取れる状態を想像してみてください。
きっと、前日の勉強中に、「ストレス」や「不安」を感じることはないはずです。
この例でもわかる通り、実は受験の「ストレス」や「不安」は勉強そのものではなく、結局「成果が出ないから」生じてしまっているものだとわかります。
ゲームとかは、経験値などですぐに成果(レベル)があがるからおもしろいですよね?それと同じです。
結局、私たちは成果がすぐに出るものはおもしろいと感じるようになっているのです。
では、成果を出すためにはどうすればいいか?
短い時間でたくさんのことを学べるようにするため、最適な勉強法を見つけて効率UPをするしかありません。
つまり、受験のストレスや不安の原因は「受験勉強そのもの」ではなく「成果が出ないこと」にあるため、楽して成果を出すために「勉強法を身につける」ことが絶対に必要だということになります。
勉強効率を上げると1日数分の勉強で成績が上がるようになる
さて、ストレスや不安を解消するために「勉強法を身につける」ことが絶対に必要だという話をしました。
もう少し深ぼると、要は勉強効率を上げると短時間(1日数分〜数時間)の勉強で成績が上がるようになり、最小のストレスで合格にすることができるようになります。
(もちろん、不安もなくなるでしょう)
なぜかというと、勉強は「勉強時間×勉強の質(効率)」で成果が決まるからです。
つまり、どんなに長く勉強しても質が悪ければ全く成績は上がりませんし、逆に毎日1時間の勉強でもものすごい勉強効率で勉強できれば、楽々合格をつかむことができるというわけです。
(クラスに1人はいる天才は、この勉強効率が高いだけのタイプが多いです。決して生まれつき頭の中身から天才なわけではありません。)
勉強効率を上げると、短時間(1日数分〜数時間)の勉強で成績が上がり、不安やストレスの解消にも繋がるというわけですね。
今この瞬間もう頑張れない人は、期間を決めて休みまくれ
「やる気が出ない」と下手にだらだらするなら休むべし
勉強法を身につけて勉強効率を上げれば、不安やストレスの解消ができるという話をしました。
しかし、もうすでに受験勉強に疲れ切ってしまい、このサイトの到達した人も少なくないと思います。
そういう、「すでに受験勉強に疲れ切ってしまってもう頑張れない」という人は、期間を決めてめちゃくちゃ休みまくりましょう。
毎日ゲームしても、だらだら寝ていても、好きなことをしまくっても、何しても構いません。
「受験生だから勉強しないと、でもやる気でない…」という状態だと、常に緊張状態で休む暇がありません。
そのため、今後ずっと「やる気が出なくて勉強効率が最低な状態」を続けてしまうことになります。
そんな最悪の状態を続けるなら、1週間や1ヶ月など、期間を決めてその間は休みまくった方が合格につながります。
受験勉強というのは1ヶ月や2ヶ月の短期戦ではなく、半年から1年の超長期戦です。
そのため、今は休んでエネルギーを蓄え、後々の勉強効率UPにつなげた方が何倍も合格率が高まります。
「勉強しないと…」と思いながら下手にだらだらするより、キッパリ休む時は休み、やるときはやるとメリハリをつけた方が最終的な学力は上がるのです。
ただ、1つ注意点があって「休憩期間中は絶対に勉強のことを考えないこと」というのが約束になります。
緊張状態から解放するために休んでいるのに、勉強のことを考えては意味がないからです。
少々、「忘れるスキル」が必要ですが、絶対にこれだけは守ってくださいね。
「勉強のことを考えない」だけ気を付ければ、期間を決めてめちゃくちゃ休みまくることが逆に合格につながる、ってことは理解しておいてくださいね。
【実体験】東大生だって受験期間にさぼったんだよって話
「期間を決めて休みまくる」ことを紹介しましたが、決してなんとなくおすすめしているわけではありません。
実は、私自身、受験勉強で病んでしまって受験期間(具体的には、夏休み明けの9月〜10月)にサボった経験があるのです。
毎日スマホゲーム。学校には行っていたけど授業中はうとうとし、さらに帰宅後は勉強もせずに昼寝する毎日。
(親がめちゃくちゃ心配していたのは合格後に聞きました、今でも申し訳なかったと思っています…)
でも、結果的にそこで休みまくったおかげで精神が復活し、秋以降の勉強効率は最高だったと自信を持って言えます。
そのため、頑張りすぎちゃって疲れたり病んだりしている人は、一刻も早く期間を決めて休むのをおすすめしているのです。
かつての自分が、そうだったように。
自分のことを棚に上げるつもりはありませんが、現役東大生だって全能ではありません。
受験勉強はストレスで不安を感じます。
まず、その最悪な状態を解消してあげることが、最優先ではないでしょうか。
ある一人の受験生、東大生の話として参考にしてみてください。
具体的な勉強法の身につけ方(勉強効率の上げ方)
ここまでで、きっと勉強法・勉強効率がいかに大事かご理解いただけたと思います。
では、具体的に勉強法を身につけるにはどうすればいいか。
ポイントは2つです。
- ①勉強法を学ぶ(=「目の前の」勉強の効率を上げる)
- ②勉強計画の立て方を学ぶ(=「長期的に」勉強の効率を上げる
①勉強法を学ぶ
まず大前提。たった今目の前の勉強中の効率を上げるのが最優先です。
「勉強法が大事」と言われていますが、しっかりと本気で勉強法について考えたことがない人が多いと思います。
とはいっても、現代ではめちゃめちゃに研究する必要はなく、先人たちが本で残してくれているので参考にしましょう。
やり方は簡単で、勉強法に関する本を読んで実践し、自分に合った方法を見つけていくだけです。
まあ、本当にこれだけのことですが、たったこれだけのことさえやらない人が多いのも事実です。
この「勉強法を学ぶ」をやるかやらないかで今後1年くらい続く受験生活が天国と地獄くらい変わるのでみなさんは絶対に「勉強法」を学びましょう。
(ここまで言っても、やる人なんて1%もいません。あとはみなさん次第です。)
ただ、勉強法の本といっても世の中にたくさんあるので、私が東大合格時に使っていたものを紹介しておきます。
参考にしてください。
②勉強計画の立て方を学ぶ
①で勉強法を学んだら、次に勉強計画の立て方を学びましょう。
案外、勉強法は完璧!という人でも、勉強計画がボロボロで不合格になった人も多くいます。
勉強法がいくら完璧でも、かたっぱしから何も考えずに問題集を解いていっても成績が上がりにくいだろうというのは簡単に想像がつくでしょう。
そのため、まず①勉強法を学んで「目の前の勉強効率」を上げ、さらに②勉強計画の立て方を学んで「長期的に勉強効率」を上げることをおすすめします。
※勉強計画の立て方なんて分からない!という人は以下の記事を参考にしてください。丁寧な解説があります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
勉強、辛いと思います。私もサボったということから分かる通り、受験は本当に辛いです。
だからこそ、みなさんにはなるべく苦労せず結果を出して欲しい(=楽して成績を上げてほしい)と切実に思っています。
毎日無理せず、その代わり超高効率&短時間勉強で長い受験生活を乗り切りましょう!