
- どうしても勉強に集中できない
- 効率よく勉強しなきゃいけないのは分かっているのに、ついだらだら勉強してしまう
- 何か勉強に集中できるようになる方法が知りたい
という方へ
本記事では、以下の内容を解説します。
- 勉強に集中できないなら、原因別にしっかり対処する必要があること
- 勉強に集中できない理由は、ほとんどの場合5つのどれかに当てはまるので対処すれば問題ないこと
この記事を書いた人
- 自身が受験生時代、勉強に集中できなかった
- 「やんなきゃいけないのは分かっているのに集中できない」のは根性論ではなく、何か原因があってしっかりと対処しなければならないと考える
- 様々研究した結果、勉強に集中できない原因を発見して対処できたことで、現役で東大に合格
目次
【受験生必見】勉強に集中できないなら、その原因別に対処するべし
勉強に集中できないのであれば、必ず原因があるので「原因別に対処する」ことが絶対に必要です。
決して、「やる気がないだけだ!」「根性でなんとなかる」など根性論で勉強に集中できるようになるわけではなく、原因ごとに適切な処置をする必要があります。
勉強になると根性論を言う人がいますが、風邪ひいている人に「根性で直せ」と言っても無意味&薬(=対処法)が必要であるのと同じで、勉強に集中できない人にも適切な対処法をとれば必ず集中できるようになります。
「勉強に集中できないのは単に怠けているだけでは?」と考えてしまう人もいますが、怠けてしまうのもまた1つ集中できない原因のため、「なぜ怠けてしまうのか?(例:いくら勉強しても結果が出ない勉強法をやってしまっている)」ともっと掘り下げて対処法を考えるべきです。
ただ、間違った対処法をしてしまっても意味がないので、勉強に集中できない原因別に正しい対処が不可欠となります。
原因別対処法5選
【第1位】(無自覚だが)睡眠時間が”圧倒的に”不足してしまっている
勉強に集中できない理由として一番多いのが、「自分では自覚していないが、睡眠時間が圧倒的に足りていない」ということが挙げられます。
よく「6時間寝れば安心」という声を聞きますが、実際には6時間では全く足りません。
これは有名な研究なのでぜひ知っておいて欲しいですが、「6時間睡眠を続けると実は丸2日間完全徹夜したのと同じ状態」になってしまうのです。
そのため、1日でも睡眠時間が7時間を下回る日がある人は早急に改善しましょう。
「ただ睡眠を十分に取っただけ」で急に勉強に集中できるようになった人もいるくらいなので、「睡眠時間7時間以上」は何があっても守りましょう。
【第2位】自分に合っていない教材を使用している
勉強に集中できない2番目の理由として「自分に合っていない教材の使用」が挙げられます。
よく考えれば当たり前ですが、人間というのは「簡単すぎる=つまらない」「難しすぎる=理解できずやる気が起きない」という簡単な図式が成り立ちます。
高校生にずっと算数の九九をやらせるのは苦行であると分かりますし、逆に小学生に「関数」といっても難しすぎて勉強になんて集中どころかやる気出ません。
しかし、多くの受験生は「学校で使っているから」「先生がおすすめしたから」などと、超重要な参考書選びにおいて、「参考書を真剣に選んでいない」ことが非常に多く見受けられます。
適切なレベルの参考書を選ぶことは非常に重要なことですので、しっかりと自分で調べたり考えたりして、ぴったりな参考書で勉強しましょう。
繰り返しですが、睡眠時間は十分にとれているのに集中力が続かない人は、そもそもやる気が出ない状態=「自分に合っていない教材を使用してしまっている」ことが非常に多いので、適切な参考書選びに全力を注ぎましょう。
【第3位】結果が出にくい勉強法で勉強してしまっている
勉強に集中できない原因として「結果が出にくい勉強をしてしまっている」という受験生も非常に多いです。
人間であれば当たり前ですが、結果が出ないことに全力を注げる人はいません。
スポーツで言えば、サッカー選手になりたい人に「相手の行動を分析する力が大事だから、ひたすら数学の勉強をしていろ」と言っても、本人はやる気も出なければもちろん集中もできませんよね。
似たようなことが、多くの受験生の中でも起こっていて、「全然結果が出ないor結果が出る未来が想像できない」から「集中できない」という状態になってしまっているのです。
これは、皆さんが学校や塾で「国数理社英」を教えられるのに、肝心の「勉強の効率的なやり方=勉強法」を教えてもらえる機会がないことが原因でしょう。
だって、「勉強法」なんて科目、どこにもありませんからね。皆さんが真剣に勉強法を学んでこれなかったのも仕方ありません。
しかし、結果が出ないからやる気も集中力もでないという受験生は多いため、早急に勉強法を真剣に身につけていきましょう。
【第4位】自分にとって最適な勉強環境が整っていない
集中できない理由としてはあまり多くはありませんが、勉強する環境が整っていないから気が散ってしまう(=集中できない)というのも原因として無視はできません。
勉強場所としては「自宅」「学校」「カフェ」など様々ありますが、「みんなにとって絶対にここが良い」と言う場所はありません。
周りに人がいたら勉強できない人は「自宅で勉強」が最適ですし、家だとゲームや漫画を読んでしまうという人は「学校・カフェ」が最適です。
つまり、「自分にとって最適な環境を見つけて、整える」ことが集中力向上に大事な要素となっています。
いうなれば、勉強の事前準備、「ストレッチや準備体操」といったところでしょう・
ストレッチや準備体操をしたからといって急に身体能力が上がる(勉強でいうと、学力急上昇)わけじゃないですが、スポーツの時に準備運動をしない人がいないように、勉強においても環境は重要です。
【第5位】勉強のストレスで疲れ切ってしまっている
受験生の数としては多くはないですが、もしあなたが「勉強のストレスで疲れ切ってしまったため、集中できない」という状態だったら、すぐに対処しないと取り返しのつかないことになります。
受験どころか、今後の人生においてマイナスになってしまう可能性があるため、少しでも心当たりがある人は絶対に「まあ、いいか」と放置してはいけません。
すでに鬱っぽい人は要注意ですし、今後「うつ病」に本格的になってしまう可能性もあります。
うつ病は甘えでもなんでもないので、まずはしっかりと正しい方法で対処しましょう。
まとめ
まとめです。
- 勉強に集中できないのは、必ず原因がある→「原因別に正しい対処する」ことが重要
- 集中できない原因は主に5つ(睡眠・教材・勉強法・環境・ストレス)
心に刻みましょう。